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掲載日:2023年12月6日
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と畜場法等の改正により、全と畜場におけるHACCPに基づく衛生管理が義務化され、と畜場の衛生管理をと畜検査員が日々確認することになりました(外部検証)。
これらを受け、と畜検査に係る所要時間等を見直し、と畜検査手数料を改正したものです。
種類 |
改正前 |
改正後 |
牛・馬 |
700円 |
730円 |
子牛・子馬・豚 |
300円 |
340円 |
めん羊・山羊 |
300円 |
340円 |
令和5年4月1日
詳しい資料はこちら(PDF:439KB)をご参照ください。
令和3年6月1日から、と畜場におけるHACCPに沿った衛生管理が義務付けられました。
HACCAPとは、危害分析・重要管理点方式という食品の衛生管理手法の1つでHazard Analysis and Critical Control Pointの頭文字をとってHACCP(ハサップ)と呼ばれています。
今までは、主に最終製品を抜き取り検査して、食品の安全性を確認していました。しかし、この方法では、検査していない食品の安全性が完全に保障できないこと、検査結果が出たときには、製品は販売されてしまっていることなどから、安全性の保障に限界がありました。
HACCPは、あらかじめ食品の安全性について危害を予測して、その危害を管理することができる工程を重要管理点として特定し、重点的に管理することで、工程全般を通じて危害の発生を予防し、製品の安全確保を図るため継続的な改善を行う仕組みです。
令和元年11月7日に公布された改正と畜場法施行規則において、と畜検査員がと畜場の衛生管理計画及び手順書、並びに施設の衛生管理の実施状況を検査し、衛生管理が適切に行われていることを確認することとなりました。
具体的には、施設での作業やその記録が計画・手順書のとおりに適切に実施されているかの確認や、年間を通して、枝肉の表面を切除して、微生物試験を行い、衛生状態を確認する他、検査結果から施設毎の衛生基準値を定めます。
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