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掲載日:2024年9月17日
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身体的依存(薬物依存) | ニコチンが直接脳に働きかけて快感をもたらし、「吸わずにはいられない」状態を作り出します。 |
心理的依存 | 喫煙が食事や趣味などと同様、快楽を得る手段として習慣化してしまうと言われています。 |
意志が弱いからやめられないのではありません。
喫煙は、ニコチン依存症という「繰り返し治療が必要な慢性の病気」です。
下記設問で5点以上の方はニコチン依存症と判定されます。
(最終的なニコチン依存症の診断は医師が行います。健康保険等の適用が可能かどうかは別途確認してください。)
設問内容 | はい 1点 |
いいえ 0点 |
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問1 | 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。 | ||
問2 | 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。 | ||
問3 | 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。 | ||
問4 | 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。 (イライラ 、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加) |
||
問5 | 上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。 | ||
問6 | 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。 | ||
問7 | タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。 | ||
問8 | タバコのために自分に精神的問題(※)が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか。 | ||
問9 | 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。 | ||
問10 | タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。 |
※ 禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態。
引用元:Kawakami,N.et al.:Addict Behav 24(2):155,1999
出典:保健指導における学習教材集(厚生労働省)
※厚生労働省「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」(別ウィンドウで開きます)では、各種がんや脳卒中、COPD(慢性閉塞性肺疾患)等が能動喫煙との因果関係がレベル1(科学的証拠は、因果関係を推定するのに十分である)とされています。
出典:リーフレット「喫煙と健康 厚生労働省喫煙の健康影響に関する検討会報告書(平成28年8月)の概要を知りたい人のために」(国立がん研究センター)
禁煙してからの経過時間 | 健康上の好ましい変化 |
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20分以内 | 心拍数と血圧が低下する |
12時間 | 血中一酸化炭素値が低下し正常値になる |
2-12週間 | 血液循環が改善し肺機能が高まる |
1-9カ月 | 咳や息切れが減る |
1年 | 冠動脈性心疾患のリスクが喫煙者の約半分に低下する |
5年 | 禁煙後5-15年で脳卒中のリスクが非喫煙者と同じになる |
10年 | 肺がんのリスクが喫煙者に比べて約半分に低下し、口腔、咽喉、食道、膀胱、頸部、膵臓がんのリスクも低下する |
15年 | 冠動脈性心疾患のリスクが非喫煙者と同じになる |
通勤の途中で |
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仕事の途中で |
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食事の後で |
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お酒の席で |
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自分の意志だけで卒煙(禁煙)するのは困難です。
家族や友人の協力や、禁煙補助剤(ニコチンパッチ、ニコチンガム)、医療機関(禁煙外来等)などを活用しながら取り組みましょう。
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