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掲載日:2024年5月23日
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たばこは、肺がんをはじめとする多くのがんや、心筋梗塞・脳梗塞などの循環器系疾患、慢性気管支炎・肺気腫などの呼吸器疾患、歯周病など、数多くの疾患の発症に深く関係しています。
また、低出生体重児や流・早産、乳幼児突然死症候群等の危険性を高めるなど、妊婦のみならず胎児等の健康にも悪影響を及ぼすことが明らかになっています。
たばこは、喫煙者だけでなく、周りにいる人の健康にも影響を及ぼします。
COPDは、有害物質の吸入等によって起こる進行性の疾患です。主な原因はたばこの煙で、日本ではCOPDの原因の90%以上を占めると言われています。
詳しくはCOPD(慢性閉塞性肺疾患)
喫煙がもたらす健康への悪影響は、青少年期に喫煙を開始した人の方が、成人後に喫煙を開始した人に比べ、より深刻とされています。
また、未成年者の喫煙が法律に反する行為であることを社会全体で認識する必要があります。
WHOのステートメント(声明)によれば、WHOが2020年4月29日に招集した専門家によるレビューにおいて、喫煙者は非喫煙者と比較して新型コロナウイルスへの感染で重症となる可能性が高いことが明らかになったことが報告されています(WHO statement: Tobacco use and COVID-19 (2020年5月11日公表))。
そして、厚生労働省では、新型コロナウイルス感染症の重症化(ICUに入室または人工呼吸器が必要)リスク因子として、喫煙を挙げております(新型コロナウイルス感染症診療の手引き)。
また、喫煙所については、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、「3つの密(密閉、密集、密接)」を避けることが重要です。県民の皆様、喫煙所を設置している事業者等の皆様はそれぞれ以下を遵守していただきますようお願いします。
(参考)喫煙所における新型コロナウイルス感染症拡大の防止について(PDF:37KB)
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