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掲載日:2024年10月28日

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ヘルプマークを知っていますか 

ヘルプマークとは

 義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が作成したマークです。埼玉県でも平成30年7月からこのマークを導入し、普及に取り組んでいます。

※発達障害をはじめ、様々な事情によってマスクの着用が困難な方、アルコール等での手指消毒ができない方も利用されています。

ヘルプマーク

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必要に応じて、マークの片面に付属のシールを貼ることができます。シールには伝えたい情報を記入することができます。

令和6年11月から、従来のマーク(写真中央)に加え、石灰石から生まれた環境に優しい新素材「LIMEX」を使用したマークの配布も開始しました(写真右)。耐久性と耐水性に優れ、破れにくく水に濡れるところでも使用できます。また、お好きなカードケース等に入れて使用することもできます。

ヘルプマーク使用例

ヘルプマークにはストラップがついており、他人から見えやすいカバンの取っ手などに付けて使用します。

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ヘルプマークをつけた方を見かけたら

  1. 電車・バスの中で、席をお譲りいただくなどの配慮をお願いします。
    外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目でみられ、ストレスを受けることがあります。
  2. 駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
    交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
  3. 災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。
    視覚や聴覚に障害があり、状況把握が難しい方、肢体に障害があり、自力での迅速な避難が困難な方など様々な方がいます。

ヘルプマークの配付について

対象者からの申出により、次のとおりヘルプマークを配付します。

  1. 対象者 埼玉県内にお住まいで、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方
  2. 配付場所 ヘルプマーク配付窓口一覧(令和6年8月9日現在)(PDF:78KB)

※数に限りがありますので、一人一つとさせていただきます。

※障がい者手帳、診断書等は不要です。

※窓口によっては配布をお待ちいただくことがあります。

※ヘルプマーク本体をフリマサイト等で売買することは、御遠慮ください。

※県はヘルプマークに関する寄付活動等には、一切関与しておりません。

※ヘルプマークの趣旨に沿った、適切な利用をお願いします。

 新規・更新箇所 ヘルプマークの配付実績 110,554個(令和6年3月末時点)

様々な事情でヘルプマークを受け取ることが難しい方

こちらから画像をダウンロードし、印刷してお使いいただけます。

縦横の比率や色の変更は行わないでください。

ヘルプマーク画像(ワード:25KB)

ヘルプマークに関するQ&Aを作成しました!

よくお問合せいただく内容をもとに、ヘルプマークに関するQ&Aを作成しました。

お困りのことがあれば、こちらを参考にしてください。

ヘルプマークに関するQ&A(PDF:121KB)

ヘルプマークの普及啓発について

ポスターの掲示・チラシの配布等により、普及啓発に取り組んでいます。

  1. ヘルプマーク啓発チラシ(A4縦表)(PDF:1,392KB)
  2. ヘルプマーク啓発チラシ(A4縦裏)(PDF:812KB)
  3. ヘルプマークポスター(B1縦)
  4. ヘルプマークポスター(B3横)(PDF:7,017KB)

埼玉県ヘルプマーク普及大使について

埼玉県ヘルプマーク普及大使とは

 東京2020パラリンピックを契機に共生社会づくりの機運が高まっていることから、外見ではわからなくても援助が必要な方のためのヘルプマークの一層の普及啓発を図るため、「埼玉県ヘルプマーク普及大使」を任命しました。普及大使の方々には、SNS・メディア媒体への掲載・出演、各種活動等のコラボ等により、ヘルプマークの普及啓発活動を自主的に行っていただきます。

埼玉県ヘルプマーク普及大使の紹介

 県では、6名の方を「埼玉県ヘルプマーク普及大使」として任命しています。

古川 信行(ふるかわ のぶゆき)氏

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 1953年生まれ 富士見市在住 四肢機能障害

【普及大使としての思い】

 『ヘルプマークを1人でも多くの方に知っていただきたい』

 ヘルプマークでは埼玉県を代表する普及大使であることを自覚し、積極的に周知活動をいたします。

 ヘルプマークには「助け合い」の意味が込められています。

 ヘルプマークを通じて互いに見守り、いざという時はみんなで助け合える、そんな優しさあふれる埼玉県にしたいです。

【主な活動内容】

・コミュニティFMで毎週ヘルプマークの周知のための生放送

・SNSでヘルプマークに関して継続発信

・チャリティー楽曲『ヘルプマークのうた』(自身作詞)を普及活動に有効利用

・福祉イベントの企画、運営、サポートを行います。

・講演、研修等でヘルプマークの理解のためのスピーチを行います。

【SNS】

 X:https://x.com/0819nobu

 Facebook:https://www.facebook.com/nobuyuki294

大谷 美子(おおたに よしこ)氏

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 1979年生まれ 線維筋痛症、膠原病、慢性疲労症候群

【普及大使としての思い】

 平成30年、埼玉県にヘルプマークが導入されました。

 私は見た目からはわからない病気を抱えています。そんな私にとってヘルプマークはいざという時に命を守るための大切なマークとなります。

 ヘルプマークをまずは知ってもらうこと、マークの正しい意味をお伝えしていきたいと思います。

 多くの方に想いが届くよう普及啓発に努めて参ります。

【自身の活動内容】

 主に自身のSNSでの発信。

 LIVE配信なども活用し、他県のヘルプマーク普及に取り組む方々との意見交換も実施予定。

 また自身がパーソナリティをつとめるラジオを使って全国にリアルボイスを届けていきます。

【SNS】

 Instagram:@yoshiko__otani

 X:@yoshiko_otani

 Facebook:https://www.facebook.com/yoshiko.otani.7798

 ラジオ ホンマルラジオ(+に♡ 私の想いをのせて):https://honmaru-radio.com/yoshiko/

石井 瞳(いしい ひとみ)氏

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 1987年生まれ さいたま市在住 全身性エリテマトーデス

 【普及大使としての思い】

 私は難病で、膠原病の一種である全身性エリテマトーデス(SLE)を患っています。見た目からでは、病気だとわかってもらえません。

 体調が悪い中、電車に乗っていたときに、ヘルプマークを身に付けていたおかげで譲ってもらうことができました。ヘルプマークは、心強い味方になってくれます。見えない苦労を抱えている方々が、安心して暮らしていけるよう、普及に努めたいです。

 ただ、普及するには課題もあります。ヘルプマークのより良いあり方についても、考えていけたらと思っています。

【自身の活動内容】

  私は一般社団法人 埼玉県障害者難病団体協議会に所属しています。当団体は、障害や難病のある方の相談にのったり、勉強会や講演会を企画したりしています。その勉強会や講演会、会報などで、ヘルプマークをPRしたいと思っています。

 自身のSNSでも、いずれは普及活動をしたいと考えています。ヘルプマークを知らない方にも、理解して頂けるように伝えていきたいです。よろしくお願いします。

駒崎 広幸(こまざき ひろゆき)氏

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 1972年生まれ さいたま市在住 視覚障害

【普及大使としての思い】

 困っている人は誰ですか?障がい者やお年寄りだけではなく、自分やお友達、パパやママだって困っていることはあるはずです。

 誰もが助けを求められる社会、だれかの助けに気が付ける社会

 自分の出来ることでお互いに助け合える社会を目指して、ヘルプマークの存在を通じて活動してまいります。

【自身の活動内容】

 ・オンライン及び訪問形式で行っている生徒児童に向けたダイバーシティ授業において、意義や目的について共に考える時間を創出していく。

 ・各地で行われている主にスポーツのイベントや、自身が所属する地域・スポーツ障がい者コミュニティの場でチラシを配ったり紹介説明を行っていく。

 ・持ち前の行動力を活かして、様々な領域の方々と繋がり、SNSを活用して実用例や必要性などの情報を伝達していく。

【SNS】

 Fecebook:駒崎広幸

石川 美紀(いしかわ みき)氏

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 1968年生まれ 川越市在住 視覚障害

【普及大使としての思い】

 生まれ育ったこの埼玉県のヘルプマーク普及大使を知事より任命いただき、至極に光栄でございます。

 私は中途で視覚に障害を持った進行性の視覚障がい者です。

 日々ヘルプマークを使用し、付けていることでとても助かることが多く、このヘルプマークを必要とする方、困っている方に届けられるよう、そしてマークの周知、理解啓発が深められるよう努力し、多様性が浸透する社会の実現、住みやすい埼玉県へ自分なりの明るさで努めていきたいと思います。

【自身の活動内容】

 ヘルプマークに対してまだまだ見えない障害などや必要とする方への理解が浸透していない部分も多くあり、使用することへの周知や理解を多くの方に深めていきたいです。そしてヘルプの伝え方などについても考えていけるよう使用している方々とのコミュニケーションを取れたらと思います。

 スポーツを通じて前向きとなれる力を私自身とても感じているため、スポーツの場を通して、イベントや多くの方への普及、周知、理解活動をし、子供から大人まで広がるものとしていけたらと思います。

 公共施設、学校、眼科医、福祉施設なども出向き活動できたらと考え、様々な活動に努めていきたいです。

福迫 かずや(ふくさこ かずや)氏

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 1968年生まれ さいたま市在住 視覚障害

【普及大使としての思い】

 ヘルプマークは現在普及してきてはいますが、まだまだ、いつ、どこでもらえるかさえ分からない当事者がたくさんいます。

 体にハンディを抱えている人が多いにも関わらず、行政に行かなければもらえないというのも問題の一つだと考えています。

 必要な人に行き届くようにしていく事も普及大使としての大切な役目だと思っております。

 ヘルプマークを付けている人を見かけたら誰もが声をかけてくれる、そんな埼玉になるよう尽力いたします。

【主な活動内容】

 ・学校の道徳授業

 ・自分のボランティア団体の活動を通じてイベントや講演活動での発信

 ・SNS

 ・各友好団体と情報共有し配信していく

 【SNS】

 Facebook:https://www.facebook.com/fukuya2018/

 X:https://twitter.com/0MCn8ytAHZtnH7x

 https://lowvisionlab.wixsite.com/nel2018

その他の障害者に関連するマークについて

ヘルプマークのほかにも障害者に関連するマークがあります。これらのマークを見たら心配りをお願いします。

 障害者に関連するマーク(リンク)

 


 

お問い合わせ

福祉部 障害者福祉推進課 社会参加推進・芸術文化担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-4789

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