還付金詐欺の手口
市町村、税務署、日本年金機構などの職員などになりすまし、医療費や税金などの還付があると偽って、ATMへ行かせお金を振り込ませる詐欺です。
(1)市町村、税務署、日本年金機構の職員などを名乗る者からの電話
「税金の返還金(医療費の還付金)について以前通知を発送しましたが、ご返信をいただいていないのでご連絡いたしました」などと、いきなり電話をかけたのではないことを強調し、信用させようとします。
その後、
「今日中に手続きをしなければ、期限が切れてしまいます」などと言って焦らせます。
そして、
「手続きをするのでキャッシュカードと携帯電話を持ってATMに行ってください」
「ATMについたら受け取り方法を説明しますのでこちらの番号に電話してください」
と言ってATMに向かわせます。
(2)ATMに到着し電話すると・・・
- 「これから振り込みを行いますので、『お振り込み』ボタンを押してください」
- 「今から申し上げるお客様番号を入力してください」なとど言ってATMを操作させ、お金を振り込ませます。

- ATMでお金が返ってくることは絶対にありません!
- 市町村や税務署の職員などがATMでの操作をお願いすることも絶対にありません!
- 還付金の案内などの電話がかかってきても、一度電話を切って、相手の言う電話番号は信用せず、ホームページなどで確認した窓口に問い合わせてください!
- 「銀行のATMは混みますのでコンビニのATMに行ってください」
「無人ATMの方がすいていて、早く手続きができます」などと言って、ATM管理者等の注意が行き届きにくい場所を指定してくるケースも多いです。
- 携帯電話をかけながらATMを操作しているご高齢者の方を見かけたら一声かけてあげましょう!