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掲載日:2024年9月20日

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身の回りの依存症(令和6年度第1回埼玉県青少年立ち直り体験交流会)

青少年の立ち直り支援に関心のある方や我が子のことで悩んでいる方等を対象に、令和6年度第1回埼玉県青少年立ち直り体験

交流会を開催しました。

日時:令和6年8月31日(土曜日)14時00分~17時00分(開場13時30分)

場所:埼玉会館  3階3C会議室(さいたま市浦和区高砂3-1-4  JR浦和駅西口県庁通り徒歩6分)

 講演

若者の生きづらさとさまざまな依存

講師:大宮 宗一郎氏(上越教育大学講師、国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部客員研究員)

お話し

当事者の体験談「私からのメッセージ」

交流 

参加者の思いを語り合おう―質問にも答えて

【開催結果】

参加人数:71名

参加者の主な感想

(講演・お話し)

・ 「大人・子どもに関わらず、人は何か目的を持って行動するため、他人からみて、一見不適切な行動だとしても、その当人からしてみれば、一番今に合っている対処行動だったのかもしれない」という視点は、その人に寄り添うためにも必要だと考えました。

・非行に走ったり様々な依存症になってしまった時に、家族として何とかしなければという思いが強かったと思います。家族だけではどうにもならない事もあり、家族以外の信頼できる人とのつながりを大切にしたいと思いました。

・手に入りやすい市販薬で簡単に依存に落ちいっていくこと、非行に走っている・いないに関わらず陥りやすいのだなと思いました。人と人との関わりが大事、親は理解していく必要があると思いました。体験談はお話していただい方の普通っぽさに(真面目そう)驚きました。何度も薬に頼ってしまいながらも、やり直していく姿に心打たれました。

(交流会)

・いろいろな立場の方が様々考えられていて、そのようにいろいろな人が力を合わせて支え合うことが大切だと思いました。

・自分だけの受け止めだけでなく、ほかの方の感想をうかがうことで、中身の理解も深まるように思いました。とは言うものの、支援者の方たちは、「こうあるべきだ」という自説にどうしてもこだわってしまうところもあり、もう少し柔軟に物事を考え、受け止めていただけたらいいなと思いました。でもこうした学習の場に足を運んでくださることは素晴らしいと思います。

・今は非行が減ってよかったのではなく、子どもが表現できなくなっているのではないでしょうか、といつも思います。

・私は支援者であり、元当事者なのですが、職場では元当事者であることを言えずに孤立を感じているので、このような交流会があれば今後も積極的に参加したいです。

お問い合わせ

県民生活部 青少年課 企画・非行防止担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 衛生会館3階

ファックス:048-830-4754

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