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掲載日:2024年3月12日
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青少年の立ち直り支援に関心のある方や我が子のことで悩んでいる方等を対象に、令和5年度第3回埼玉県青少年立ち直り体験
交流会を開催しました。
日時:令和6年2月3日(土曜日)13時00分~16時00分
場所:上尾市文化センター 小ホール
第1部 映画上映
『記憶2』 監督:中村すえこ氏
インタビューを通じてZ世代の少年たちの闇が語られるとともに、未来に向けた光と希望が映し出される、少年院・少年たちのドキュメンタリーです。
第2部 トークライブ
講師:中村すえこ氏、高坂朝人氏
映画を通して伝えたかったこと、感じたこと、今思うことなどを両氏が語り合いました。
【開催結果】
参加人数:102人
参加者の主な感想
・どの少年も、自分の意見をもち語っていた。普通の少年と変わらず、むしろしっかりとしているように見えた。これらの少年たちがなぜ犯罪に走ってしまったのか、望まれて生まれてきたのではなかったのか。今でいう『親ガチャ』か?まわりにお節介な大人が大勢いたらどうだったか?育った環境によって人生設計がかわってしまう今の世の中、少子化の時代に生まれてくる子どもが幸せに生きられるように、手助けになれるよう頑張りたいと思う。
・非行を行った少年たちの成長する姿を観ることができました。彼らが立ち直る様子を観ることができて良かったです。『立ち直る』ためには支えが必要であること、『立ち直る』ことを信じて、支え続けることの大切さがよくわかりました。多くの方々に観てほしい映画だと思いました。
・寄り添うことの難しさをお2人が話されておられて、すぐに寄り添っていきたいということの安直に反省させられた。人は変わっていけるということを忘れずに、これからも子どもたちに関わっていき続けたいと思いました。
・映画上映後のトークライブでは、お2人の過去から現在までのいろいろなエピソードを聞かせていただきましたが、落ちていくきっかけが人との関係(寂しさ、憎しみ)ならば、やはり立ち直りのきっかけも人との関係(愛情、感謝)だということがわかりました。この映画は、罪を犯してしまった人たちや、現在迷走している人たちへの道しるべ、お手本になるとともに、少年院とは遠いところにいるすべての人の心にも響くものだと感じました。
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