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掲載日:2023年5月16日
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昭和40年12月3日の第15回青少年問題協議会全国会議において青少年育成国民運動の決議がなされ、昭和41年5月27日には青少年育成国民会議が結成されました。これと併行して、都道府県においても青少年問題への対応が大きく取り上げられるようになり、青少年育成都道府県民運動を起こそうとする気運が盛り上がってきました。本県においても、埼玉県青少年問題協議会における発議等もあって、これらと呼応して青少年育成県民運動を起こそうとする気運が醸成されてきました。そして、県民運動の推進主体として昭和41年12月1日、青少年育成埼玉県民会議が結成されました。以来、次代を担う青少年を健全に育成することは県民すべての願いであり、責務であるとの認識のもとに、広く県民の理解と協力を得て、県及び市町村、青少年育成市町村民会議、関係団体が一体となり、青少年育成県民運動を展開してきました。本県における県民運動発足の経緯は概ね次のとおりです。
県内各界各層の代表者26名が出席して、次代を担う青少年を健やかに育成するにはどうしたらよいかについて、協議が行われました。この会議で「大人も姿勢を正すとともに青少年が自主的に伸びていくことを眼目として、一大県民運動を起こすべきである。」との提案がなされ、「その運動は、県民の力を結集したもので民間運動とし、地域や団体の自発的な盛り上がりを中核としたものでなければならない。」等の意見が多数だされました。そして、県民総ぐるみの「青少年育成県民運動」を起こすこと、その主体として「青少年育成県民会議」が設けられるべきこと、あくまでも地域や団体の自発的な盛り上がりを期待する運動とすべきことが確認されました。また、細部の計画については、県民会議設立準備会を設け、これに一任して審議することが申し合わせられました。
代表世話人が集まり、次の事項について協議しました。
これらについて、地域の関連、民間運動としての性格、活動内容等について多くの議論が行われました。また、規約案及び発起人の選定についても協議を行いました。
代表発起人が集まり、次の事項について協議しました。
また、県民会議の発起人及び役員の選考を行い、県民会議結成大会を12月1日に開催することを決定しました。
県内各市町村段階の青少年指導関係者が、県民会議代表発起人の呼び掛けで集まり、青少年育成運動をどのように盛り上げるべきかについて協議した結果、次のことが決定されました。
青少年育成埼玉県民会議の結成大会(昭和41年12月1日)においては、次のとおり活動方針が掲げられました。
次代を担う青少年をよい社会人として育成することは、現代社会の重要な課題である。同時に、青少年自身も次の時代を担う誇りと責任をもって健全な人間形成に励むことが大切である。このとき、われら県民は相協力して青少年の健全な成長を図るため県民運動を起こし、その使命に答えようとするものである。特に次のことを運動のねらいとして計画的に各種の活動を行うものとする。
県民運動で取り上げられることがふさわしい主要事業は次のようなものです。
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