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掲載日:2024年10月7日
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第1期は6事業への助成を決定しました。
高齢者の合唱団の演奏会を行う。医療の専門家にも協力いただき、健康寿命を延ばすための運動などを、講義・実技の2形式で指導していただく。多くの人とのかかわりの中での行為が合唱である。歌うためには一定の準備運動を行い、深い呼吸の訓練や発声をすることで体のいくつもの部分を積極的に使うことが必要であるため、健康維持につながる。
地域の公共施設内で大小さまざまな打楽器や、ギター・ウクレレなどの弦楽器を配置する。リクエスト曲などをファシリテーターの演奏に合わせて「聴いたり・鳴らしたり・歌ったり・踊ったり」と自由に”あそぶ”ことを通じて自己表現やさまざまな世代の交流、活躍の場を創生する。
埼玉県ときがわ町と周辺地域の小中学生を対象に、月2回ワークショップを開催し、令和7年2月に成果発表会を行う。ワークショップはプロの音楽家を講師とし、さいたまスーパーシニアバンドのメンバーが補助に入る。吹奏楽部がない地域の子供たちに、高齢者で構成されるシニアバンドの団員による指導によって楽器演奏の楽しみを伝え、シニアと子供たちの世代間交流を実現する。また、成果発表会ではワークショップを通じて指導してきたプロの演奏家が合奏、ソロ曲を演奏し、質の高い音楽を子供たちに聞いてもらう。この活動を通じて、音楽の楽しみを広げるきっかけを作っていく。
いもののかたち展2024では、川口ゆかりの作家の出品など、多様な鋳物の表現を展覧し鋳物と芸術が深く結びついて文化や教育に貢献していることを多くの市民に伝える。また、ワークショップ、講演会、ギャラリーツアーなどの企画も実施し、鋳物の更なる魅力の創出に繋げたい。
埼玉県東松山市内にある「デイサービス楽らく」を拠点に、2022年に開始したプロジェクト「クロスプレイス東松山」では、様々なアーティストが施設に滞在し、インタビューや自身の作品制作を通じながら、利用者・職員・地域住民等と文化的な交流をする取組を重ねてきた。この事業で得られた知見を記事にまとめ、無料の活動報告書を制作する。県内をはじめとした福祉団体・文化団体・まちづくり関係者等に配布し、本取組を県内外に広げていく。
方言漢字「垳」が伝播した経路を辿るウォーキング大会と、地域性をもつ漢字「方言漢字」をテーマにそこに暮らす人々の営み、地域文化や生活文化、日本の風土を検討する報告会「方言漢字サミット」及び書道展を開催する。また、本庄市NPO法人と協力し、方言漢字「塙」の解説パネル展示や講演を企画するなど、方言漢字の普及・拡大を目指す。結果として、地域文化の意義を共有し、地域の魅力を再確認する。
第2期は11事業への助成を決定しました。
地域の演奏家(ピアニスト)を起用し、2台のピアノを使って様々なジャンルの楽曲を長時間演奏する。演奏の際には、手元をスクリーンに投影し、演奏者を近くに感じ、楽しめる工夫をする。
また、会場ホワイエでは軽食販売を実施し、来場者同士の交流を促進する。豊かな感性や向上心を育み、音楽文化の担い手の育成に繋げる。
シェイクスピア作品の中でも有名な「ロミオとジュリエット」を上演し、地域社会における文化・芸術振興の推進を促す。出演者には、プロの俳優だけでなく、障がいを持つ俳優や一般の社会人など、多様な人々を起用することで、多様性のあり方を具体的に想起させ、ボーダーレス社会の推進につなげる。
熊谷駅ピアノ2周年イベントを熊谷駅で開催する。プロのピアニストとアマチュア演奏家による演奏会を行い、地域住民をはじめとする観客に素晴らしい演奏を楽しんでいただく。熊谷駅ピアノが「価値ある」ストリートピアノとして全国のモデルケースとなる可能性があり、文化発信の場として熊谷市民はもちろん全国にも広く知られることが期待される。それにより、熊谷市のさらなる賑わい創出につながる。
県内外のアーティストが、エスプラナード(遊歩道)において、ジャンル、既成概念を超え、彫刻、インスタレーション、体表現などの芸術表現を展開する。屋外での展示を通して、そこに行き交う人々はもとより、大気(風・雨)との関わりを感じ、視野を広げ、「豊かさとは」について考える。
第27回紙芝居サミットでは、近年、人気が出ている「わらべうた」を紙芝居に取り入れた作品を紹介する。紙芝居サミットを通して、団体や個人に、発表の場を提供し情報交換をする。
また、紙芝居文化を広めるため、韓国紙芝居文化研究会とのセッションを行い、友好と交流の輪を広げる。
創立35周年にあたり、地元の久喜市栗橋文化会館イリスホールを使用して記念コンサートを開催する。ステージは第1ステージから第3ステージまでで、「神田川」をはじめ、様々な曲を披露する。
いわゆる「民謡」や「音頭」という伝統文化が失われかけている現在、それを新たな形で聴いて頂くことで、地域の活性化につなげたい。併せて、男声合唱の魅力的なレパートリーをプログラムに盛り込み多くの聴衆に楽しんで頂く。
埼玉県内のライブハウスで、障害者ミュージシャンと健常者ミュージシャンの共演イベントを開催する。埼玉の音楽ファンに障害者の音楽活動を認知し、理解を深めてもらうとともに、障害の有無に関わらず音楽を楽しめる空間を作り、障害者が音楽によって社会とつながる場を提供していく。
障害を持ったミュージシャンのネットワーク作りにつながり、社会参加の機会の一助となることが期待できる。
第18回目となる演奏会を開催する。演奏集団は95歳を頂点に小学3年生まで、知的障がい児・者と、中途障害の車いす利用者・全盲のアーティストグループもみんなが会場入場者と一体となり、時間を楽しむ。
障害児・者も役割を担う中で、自信ややさしさを涵養し、自立へとつなげる。
舞台「忍伝説」は今年で3回目の開催となる。埼玉にある唯一のお城「忍城」をテーマにした演劇を上演する。行田市長や行田市の子ども達なども劇中に出演し、地域の魅力を存分に楽しめる演目となっている。
歴史ある「行田」の街の魅力を、芸術文化で紡いでいける作品にすることで、出演した子ども達、演目を観に来た子ども達や地域の方々は、郷土愛と文化芸術を学ぶことができる。
人形劇団クラルテによる「11ぴきのねことぶた」の上演と「ねこのまちづくり」あそび。大きな舞台でダイナミックに個性豊かな人形たちがユーモラスに躍動する。終演後にはロビーで「ねこのまちをつくろう」として、参加者一人一人が道路のパーツを集めてひとつのまちをつくる。
舞台鑑賞を通して様々な感情を体験し、共感する力、他者との関係性を考える力が育つ。
「第15回織っこたちのゼロ展」では、「未来へつなぐアート-心-」をテーマとして、手織り作品や織りフラワーなどの作品を展示する。
また、「第14回織の音コンサート」ではダンスやファッションショー、合唱など様々な公演を行う。
石川県NPO法人いきいきの展示やファッションショーを通して、能登半島の被災地へ支援の輪を広げることにもつながる。
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