With You さいたま > 講座・イベント > 講座終了報告 > 令和4年度 > 男女共同参画講演会「おとなの性教育」
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掲載日:2023年3月16日
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令和4年10月22日(土曜日) 13時30分から16時 |
With You さいたま(埼玉県男女共同参画推進センター) |
会場参加 46人 |
講師:村瀬 幸浩さん
日本の性教育のスタートは、純潔教育、道徳教育であり、その考え方は現在も変わっていないこと、これからの性教育は人権教育と捉え、科学的見地から教える(学べる)ことが必要だと特に強調されました。また、不幸にならないための性の学びから、幸せに生きるための学びへ転換しなければいけないと、高校・大学での教員時代のエピソードを交えながらお話いただきました。
【講師プロフィール】
元一橋大学講師、日本思春期学会名誉会員。愛知県名古屋市生まれ。私立和光高等学校教諭として25年間勤務し、科目「人間と性」を担当。1982年「"人間と性"教育研究協議会」の設立に参画。著書は、『3万人の大学生が学んだ 恋愛で一番大切な"性"のはなし』(KADOKAWA ,2020)、『おうち性教育はじめます』共著(KADOKAWA ,2020)、『男子の性教育 : 柔らかな関係づくりのために』(大修館書店, 2014)等多数。
講師:塩野 美里さん
「#みんなの生理」のアボドカシー活動や、生理用品の設置・配布などの取組についてお話いただきました。生理に関する課題には、経済的負担、学校・職場などへの影響、生理のタブー視など様々な要因が影響しており、生理を個人の問題とするのではなく、社会全体、みんなの問題としてとらえることが重要とお話いただきました。そして、生理の問題をきっかけとして様々な社会問題をみんなで共有できれば、誰にとっても優しい社会になるのでは、とお話されました。
【講師プロフィール】
「#みんなの生理」副代表。大学在学中、かねてより友人であった共同代表2名とともに、2020年の「#みんなの生理」団体設立当初より活動を続ける。現在は会社員として働きながら、団体のイベント企画・運営、生理用品送付事業などを行っている。
村瀬 幸浩さん × 塩野 美里さん
(ファシリテーター:薄井事業コーディネータ)
講師のお二人に、性教育や生理の貧困について、活動をはじめたきっかけや周囲の反応、困難をどう乗り越えていったかなど、性別・世代を超えて大いに語り合っていただきました。
当講演会の模様は、NHKニュースで取り上げられました。ぜひ下記ウェブ記事もご覧ください。
NHKニュース 「大人が学ぶ性教育 自分や相手を守る知識を」
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