With You さいたま > 講座・イベント > 講座終了報告 > 平成27年度 > 女性のための医療セミナー「遺伝って何?」
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掲載日:2018年10月25日
日時 |
平成27年7月10日(金曜日)13時30分から16時 |
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場所 | 埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま) |
参加者 |
41名 |
女性のための医療セミナー「遺伝って何?」を平成28年度さいたま新都心に移転してくる埼玉県立小児医療センターと共催で開催しました。
Session1では、大橋 博文(おおはし ひろぶみ)遺伝科科長兼部長より、「遺伝をめぐる最近の医療事情」についてお話しいただきました。
そもそも「遺伝」とは?に始まり、出生前診断や出生前検査の種類、そしてそれらの精度やリスク等について、専門的な内容をわかりやすく解説していただきました。また、DK外来(ダウン症候群総合訓練外来)等、遺伝性疾患等を抱える患者さんに対して寄り添う姿勢の小児医療センターの取組みを聞くことができました。
Session2では、張 香理(チャン・ヒャンリ)認定遺伝カウンセラーより「遺伝カウンセリングとは」とのお話をいただきました。
まだまだ馴染みの薄い「遺伝カウンセリング」をその歴史に始まり、定義や領域について、身近な例を引きながら、解説いただきました。「遺伝カウンセリング」といっても出生前、小児期、成人期、予期的と、必要とされる時期は多岐にわたるようです。医療の進歩ゆえにますます高くなるであろう必要性に対して、日本では認定遺伝カウンセラーはまだまだ国際的に見ると少ないようです。
後半では、小児医療センター新病院の概要が紹介されました。さいたま新都心に移転後は、周産期医療や小児救急への対応で新たな医療拠点となる予定です。
最後にグループ相談が行われ、医師、遺伝カウンセラー、医療ソーシャルワーカーの3つのブースに分かれ、和やかな雰囲気の中ではありますが、熱心な質問が多数寄せられていました。
今回のセミナーは、30代、40代を中心に、20代から70代まで、セミナーの内容に強い関心を持った皆さんのご参加をいただき、熱心に聞き入る皆さんの姿が印象的でした。
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