茶業研究所のご案内
所在地
〒358-0042
入間市上谷ケ貫244-2
電話番号:04-2936-1351
受付時間
午前8時30分~午後5時15分
休業日
土曜日、日曜日、
国民の祝日及び
12月29日から1月3日
交通案内
詳しい交通案内は、こちらをご覧ください。
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茶業技術研究担当 | 電話番号:04-2936-1352(直通※) ファックス番号:04-2936-2891 |
品種育成、栽培技術、製茶技術、茶の品質等に関する試験研究に関する試験研究 |
農業革新支援担当 | 電話番号:04-2936-2808(直通※) ファックス番号:04-2936-2808 |
茶の栽培、製茶技術に関する試験研究成果の普及と技術指導 |
※担当直通番号にかけてもつながらない場合は代表番号(04-2936-1351)にご連絡ください。
本県の茶園で9月から徒長枝に白い綿のようなものが多く発生しています。
チャでの被害は国内初確認となる害虫チュウゴクアミガサハゴロモによるものです。
発生・被害に警戒してください。特に、手摘み園での被害に注意が必要です。
チュウゴクアミガサハゴロモの形態・発生生態などに関する資料(PDF:719KB)
第3世代ふ化幼虫の発生ピークは平年より早く(青梅、所沢アメダス)で、茶研周辺は9月中旬となる見込みです。
発生が多く認められる茶園では、下記の情報を参考に適切な時期に防除対策を実施しましょう。
令和6年度クワシロカイガラムシ第3世代幼虫の防除対策資料(PDF:205KB)
本年のクワシロカイガラムシ第2世代ふ化幼虫の発生ピークは平年(7月22日)より早い見込みです。早い地域では7月14日、遅い地域では7月17日頃です。
薬剤による防除適期はふ化幼虫の推定ピークの翌日から4日後程度が目安です。 降雨日等が続いて防除適期を逸することも考えられますが、防除適期から数日遅れても発生が目立つ場合は、防除を実施しましょう。
令和6年度クワシロカイガラムシ第2世代幼虫の防除対策資料(PDF:212KB)
本年はクワシロカイガラムシのふ化幼虫の発生ピークは平年より8日程度早い見込みです。
一番茶摘採時期と重なり防除が実施できない場合や周辺ほ場がまだ摘採されておらず薬剤防除が困難だったりする場合は、摘採後に米ぬか処理(約40kg/10a)を実施するか、次世代(7月)の幼虫発生時期の対策を考えましょう。
令和6年度クワシロカイガラムシ第1世代幼虫の防除対策資料(PDF:221KB)
二番茶は芽の硬化が早く、展開葉が3枚程度で出開くことがあるため、展開葉数だけでなく出開きが半分以上になったら早めに摘採しましょう。
蒸気圧は無圧で、蒸気量は生葉1 kgあたり350~400 gとやや多くし、丸胴の蒸機では一番茶の設定より、攪拌軸回転数を早くし、胴回転数を遅くします。
二番茶芽は軟らかそうに見えても繊維は硬化しているため、茶温はやや高め(葉打ち工程36~37℃、粗揉工程35℃)に保ちます。その場合、風量を調整して上乾きしないよう揉みます。
揉捻は加重を強くし、時間は15~20分程度を目安にします。長時間揉捻を行うと苦渋味が強くなります。
精揉時の茶温はやや高めに保ち、おもり(分銅)は早めに引き、最大加重の時間が長くなるよう揉みます。
気温が高い状態が続くと、新葉が3~4枚で出開き、硬化が進むことが予想されます。展開葉枚数だけでなく、芽の出開きも確認し、出開きが半分以上になったら早めに摘採しましょう。
蒸気圧は無圧で、蒸気量は1kgあたり350gを基準に蒸します。
よく蒸せない場合は、攪拌軸回転を設定より数十回転早くする。胴回転を設定より2~3回転遅くする。胴傾斜を上げて蒸し時間を長くする。などの改善を施し、葉と茎の蒸気の通り具合を確認しながら蒸しましょう。
硬化が進んだ芽は、粗揉工程後半で急速に乾燥が進むことが考えられます。葉の表面の乾燥が進むと心水が残り、「上乾き」の状態になりますので、茶葉の様子をよく観察し、葉の表面の乾きを感じたら早めに風量を落とすとともに、タイミングよく軸回転を下げ、しっかり揉み込むことを心がけましょう。
初期原料は生葉1kg当たり蒸気量300~350gを基準に蒸しましょう。
摘採葉が軟らかい場合は蒸し過ぎに注意しましょう。蒸し過ぎると感じたときは蒸気量を変えず、胴傾斜を下げて蒸熱時間を短くする、あるいは蒸気圧を少し上げるなどします。
茶温が33℃以下になると、茶葉が主軸や揉み手に付着し、揉み込みが不十分となり、色沢の低下や葉切れ、青臭味などが生じますので、葉打工程から粗揉工程前半は36~37℃、粗揉工程後半は35℃を維持します。
詳細は下の資料をご確認ください。
6月第1半旬を除き、平均気温が平年より高い傾向で推移した影響もあり良好に生育しました。その結果、一番茶摘採日から二番茶摘採日までの日数は前年や前5か年平均よりも1日短い50日でした。
一番茶に引き続き二番茶も多収傾向であり、生葉収量は630kg/10a(過去5か年平均比115%)でした。
3月上旬及び3月19~23日の気温が低い傾向で推移したことから芽の動き出しは遅れましたが、4月に入り、高い気温で推移したことから順調に生育しています。萌芽期は過去5か年平均より2日遅い4月18日でした。
適度な降水があり肥料をしっかりと吸収できているため、うま味の強い新茶が期待されます。
※芽の生長が始まることを萌芽といい、萌芽期とは70%の芽が萌芽した日のことを意味します。
萌芽した芽の写真(芽が包葉(芽を包んでいる葉)の約2倍生長したときを萌芽といいます)
萌芽期以降、気温が高い傾向で推移しているため順調に生育しました。
研究所内の作況調査園(品種:やぶきた)の摘採日は昨年より8日遅く、過去5か年平均より2日早い5月11日でした。
本年は高い気温で推移し、低温遭遇による生育遅延もなかったことから芽揃いが良く、生葉収量は540kg/10a(過去5か年平均比119%)と多収でした。
フェロモントラップ等調査データ(別ウィンドウで開きます) (チャハマキ、チャノコカクモンハマキ、チャノホソガ)
令和5年度の研究成果発表会(別ウィンドウで開きます) ※令和5年度の発表会は終了しました。
期日:令和6年6月1日(土曜日)10時~15時 ※令和6年度のフェスタは終了しました。多くの御来場をいただきありがとうございました。
令和6年度の募集(別ウィンドウで開きます) ※令和6年度の募集は終了しました
令和6年度の募集(別ウィンドウで開きます) ※令和6年度の募集は終了しました。
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