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ケーブルのシールド評価について(機器利用)
依頼試験や技術相談などについて、SAITECによる支援の事例を紹介します。
| 1.相談内容 |
ケーブルのシールド性能の評価方法に関してケーブルの使用目的に応じた評価とシールド性能自体の汎用的評価について相談があった。 |
| 2.対応内容 |
- (1)ケーブルの使用目的に応じた評価
ケーブルに機器を接続し、実際に機器を動作させた状態で放射電界強度試験を実施した。
- (2)シールド性能自体の汎用的評価
ケーブルに信号発生器を接続し、吸収クランプによりシールドから漏洩する電磁波を測定した。
- (3)ケーブルのシールド性能が十分に発揮された状態で測定する方法について指導した。
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| 3.結果 |
- (1)によりEMIの限度値と比較するなど実用上の性能が推定できた。
- (2)によりケーブルに接続した機器の違いによらない客観的で再現性のある評価ができた。
- (3)により適切な評価ができたとともにケーブル及び機器のシールド性能を確実なものとする方法が把握できた。
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| 4.依頼試験・試験研究機器 |
電磁波障害対策室電磁波試験測定装置、シールドルーム電磁波試験測定装置 |
| 5.分類 |
電気・電子 |
| 吸収クランプ |
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研究成果事例
技術支援事例
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