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掲載日:2023年12月15日
11月25日(土曜日)、先の大戦により、沖縄県や南方諸地域で戦没された本県関係者2万8,000余柱をまつる沖縄「埼玉の塔」の前での追悼式に立石泰広議長が出席しました。
立石議長は、県議会を代表して、全ての戦没者の冥福を祈念する追悼の言葉を捧げました。
11月25日(土曜日)13時30分~14時30分
沖縄県糸満市摩文仁「埼玉の塔」前
本日ここに、沖縄「埼玉の塔」追悼式が、御遺族の皆様の御参列のもと、執り行われるにあたり、県議会を代表いたしまして、戦没者の御霊に謹んで追悼の言葉を捧げます。
先の大戦において、本県2万8千余の方々が、祖国愛に燃え、我が身を顧みず戦地に赴き、ここ沖縄の地で、あるいは、故郷を遠く離れた南海の島々で、その尊い命を捧げられました。
祖国の発展をひたすらに願い、故郷埼玉に残してきた愛する家族を守るため、激しい戦いに身を投じ、生きて帰ることが叶わなかった方々の無念さに思いを馳せますと、万感胸に迫り、哀悼の念が尽きることはありません。
また、御遺族の皆様は、最愛の肉親を失われ、決して癒されることのない悲しみを抱えながら、幾多の試練に耐え、祖国日本の復興に力を尽くしてこられました。
これまでの御遺族の皆様の御労苦に、深甚なる敬意を表する次第でございます。
戦後78年が経ち、我が国は世界に誇る豊かさと平和を享受する国家に成長いたしました。我が埼玉も、豊かな自然と多種多様な産業が息づく県として、今なお発展を続けております。
今日、私たちが享受している平和や豊かさは、多くの方々の尊い命と苦難の歴史の上に築かれたものであるということを、私たちは片時たりとも忘れてはなりません。
私も10月に行われました埼玉県戦没者追悼式に参列し、改めてその思いを強くしたところでございます。
悲惨な戦争から学んだ教訓を風化させることなく、平和の尊さを後世に伝え、永久に守っていくことが、今を生きる私たちに課せられた重大な責務であります。
今、世界に目を向けますと、ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮の度重なる弾道ミサイルの発射は国際社会の平和と秩序を脅かす暴挙であり、全国民の平和への願いを踏みにじるものであります。
県議会では、これらの行為に対し強く抗議するとともに、軍の即時撤収や、核兵器及び弾道ミサイル等の開発の即刻放棄等を強く求める内容を決議いたしました。
ここに改めて、戦没者の方々の祖国発展への思いを深く心に刻み、平和で豊かな郷土埼玉を築いていくため全力を尽くすことを、ここ摩文仁の丘において、御霊の前にお誓い申し上げます。
結びに、全ての御霊のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様方の心の平安と御健勝、そして祖国の繁栄と平和を念願いたしまして追悼の言葉といたします。
追悼の言葉を捧げる立石議長
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