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掲載日:2023年12月28日
Q 東山徹 議員(自民)
狭山市内では、これまで大雨や台風などにより度重なる浸水被害が発生しております。特に、狭山市や入間市の不老川中上流部では、平成28年の台風第9号で大規模な浸水被害となりました。このような事態を踏まえ、県では浸水被害を軽減させるために、平成29年度から国の補助事業である床上浸水対策特別緊急事業の採択を受け、狭山市内の河道拡幅や橋りょう架換え、入間市内の調整池の整備などを進めていただいております。私の地元の狭山市内においては、狭かった川が広がり、きれいに整備された箇所を見て、地元住民の方々は大変喜んでおります。
しかし、狭山市内では西武新宿線より上流が未整備となっており、地元からは、早期に整備してほしいとの声も多く届いております。そこで、狭山市内の不老川における河川改修の現状と今後の見通しについて、県道整備部長にお伺いします。
A 金子勉 県土整備部長
不老川では、平成28年8月の台風第9号により、狭山市や入間市で床上浸水181件、床下浸水574件の浸水被害が発生しました。
このため、平成29年度から「床上浸水対策特別緊急事業」により、狭山市内では新権現橋から上流の西武新宿線までの2.4キロメートル区間の河道拡幅及び6橋の橋りょう架換えに取り組み、令和5年10月に完了しました。
今後の不老川の改修につきましては、まず河川整備計画に位置付けられている調節池を狭山市内で整備する必要があり、その後、西武新宿線より上流の未整備区間の改修工事を行うこととなります。
令和5年度は調節池の位置を選定するための測量や地質調査を進めております。この調査結果を基に地元狭山市をはじめ、地域の皆様の御理解と御協力をいただきながら、調節池の位置を選定し、整備を進めるとともに、未整備区間の事業推進に努めてまいります。
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