令和3年4月臨時会 「総務県民生活委員長報告」

委員長   横川   雅也

総務県民生活委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、第82号議案の1件であります。
以下、この議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
「今回の条例改正により、今年度の県税収入への影響額は、どの程度見込まれるのか。また、令和3年度当初予算の県税収入には、その影響額を反映しているのか」との質疑に対し、「15億6千万円の減収を見込んでいる。これは、全て自動車税の環境性能割に関するもので、環境性能に応じて定める税率の適用区分の見直しが増収要因となる一方、自家用乗用車の取得時に税率を1パーセント分軽減することが主な減収要因となっている。なお、令和3年度当初予算には、この影響額を反映している。また、税率を軽減する特例措置の適用期限延長の影響が一番大きいが、この減収分については、全額国費で補填されることとなっている」との答弁がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本議案について採決いたしましたところ、総員をもって、原案のとおり承認すべきものと決した次第であります。
以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。