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ページ番号:11277
掲載日:2024年9月9日
議長
齊藤 邦明
さいとう くにあき
(北第2区 本庄市・神川町・上里町)
副議長
松澤 正
まつざわ ただし
(東第12区 吉川市・松伏町)
第128代埼玉県議会議長の齊藤邦明です。
過日、狭山茶振興議員連盟の視察で、茶業研究所に行きました。お茶の種から、新品種のお茶を登録するには、35年もの歳月がかかるとのことでした。茶畑には新品種に選ばれなかったお茶も、たくさん栽培されていました。20年後30年後に、どんな味や香りが流行るかはわからないので、それらの木も残しているとのことでした。
未来がどうなるかはわかりません。だからこそ、より良い埼玉県を作るためには、想定範囲を広げることで、未来の可能性を広げ、備え取り組まねばなりません。
人口減少、少子高齢社会により、社会保障制度や地域社会の維持は難しくなっております。本県に被害をもたらすと想定される首都直下地震は、今後30年以内に70%の確率で発生するとされております。他にも、数十年先を見据えた設計が必要な課題が、本県には山積しております。
海外を含め、先進地に学び、デジタル技術を最大限に活用する必要性を感じますが、何よりも、県民の声を聞き、代弁者として活動する、議員各位のお力が必要です。二元代表制の一翼を担う議会が、その役割と責務を果たすことができるよう、公平、公正かつ円滑な議会運営に向け、微力を尽くしてまいります。
県民の皆さまにおかれましては、今後とも県議会に対するより一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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