特定非営利活動法人かたくり
令和6年9月27日、特定非営利活動法人かたくりを訪問しました。
- 「みんなが家族」という理念のもと、神泉地区のすべての人たちが集える場所、生活支援や生きがいを見いだせる地域づくりの場として、平成15年8月に「特定非営利活動法人かたくり」(以下「かたくり」という)が生まれました。法人名の「かたくり」は、旧神泉村の村花からとったそうです。
【NPO法人かたくり 外観】
- 今回の取材では、副代表理事の鵜生川 和幸(うぶかわ かずゆき)さんとお話しすることができました。建物に入ると憩いの場である「かたくり・カフェ」が見え、駄菓子が並んでいます。どこか懐かしく、落ち着いた雰囲気、マスコットのかわいい陸亀に癒される空間となっています。
【陸亀】
- 「かたくり」では「しゃべり場クラブ」という催しを毎月開催しています。この催しは地域の障害者や住人の方々が集まってお話をする会であり、法人の設立当初から続くものです。
また、「かたくりクラブ」というイベントも行っており、春のハイキング、秋のバーベキューなど季節ごとに様々な催しを開いています。地域の子供たちを中心に20人程度の方が参加しているとのこと。「11月は、バス旅行を行う予定です(笑)」と鵜生川さんは楽しそうに語ってくれました。
- また、「かたくり」では、高齢者や障害者といった援助を必要とする方々への援助として、訪問介護や買物の代行も行っています。
- そして今年から始める予定である住宅宿泊(民泊)事業で利用するゲストハウス「かた龍」も改装中とのことでしたが、拝見させていただきました。2階建ての建物でスペースも広く、木の香りが漂う檜風呂完備されるなど魅力にあふれた施設です。私もぜひ利用してみたいと感じました。
【ゲストハウス かた龍 外観】
- 今後について鵜生川さんにお聞きすると、「ゲストハウス「かた龍」の民泊や「かたくり・カフェ」の内容を充実させるとともに、お祭りなどの地域の行事に積極的に参加をすることにより地域の人達との交流を増やしたい」と語ってくれました。
また、「かたくり」ではコロナ禍以降、職員を募集しても集まらずお困りとのことです。福祉関係の仕事に興味ある方、人との関わりや交流が好きな方は、ぜひ、「かたくり」にお問い合わせください。
今後のさらなる活躍を期待しています。取材に御協力いただき、ありがとうございました。
特定非営利活動法人かたくりについて、お知りになりたい方は、こちら(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。