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掲載日:2023年12月4日

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管内NPO法人の活動レポート(令和5年度)<黒浜沼周辺の自然を大切にする会>

特定非営利活動法人黒浜沼周辺の自然を大切にする会では、ホタルの里と緑のトラスト保全第11号地の保全活動や、バードウォッチングなどの自然観察会、学習支援を行っています。黒浜沼周辺では絶滅危惧種を含む多種多様な植物、野鳥、昆虫などが生息しており、それらの自然環境はメンバーの日々の活動によって維持されています。当法人は1987年から任意団体として活動、2000年に法人化し、現在まで活動しています。2009年からは「蓮田市環境学習館」の指定管理者として管理運営に携わり、地域の子どもたちの環境学習に貢献しています(2022年春に施設の改修のため受託終了。)。

今回は、ホタルの里の保全作業とトラスト保全11号地をご案内いただき、見学をしました。

ホタルの里

黒浜沼周辺では「ヘイケボタル」が生息しており、毎年7月下旬から約一か月観察することができます。定期的に保全作業を実施することで、生息環境が維持されています。

ホタルの里 ホタルの里2

保全作業の様子

緑のトラスト保全第11号地

ホタルの里に隣接する地は平成21年度に緑のトラスト保全11号地として埼玉県から指定されています。ヨシ原や田んぼを主とした湿地帯で、生態系は多様性に富んでいます。こちらも保全作業が定期的に行われています。

トラスト保全第11号地

広大な敷地の中に多くの自然や、保全の重要性を感じることができました。

法人からのコメント

当会は、蓮田市にある「黒浜沼」周辺の自然環境保全を主目的に活動を行っています。

活動拠点は、「さいたま緑のトラスト保全第11号地」 及び隣接する「ホタルの里」です。

黒浜沼周辺は、「黒浜沼」の周りに広がるヨシ原・田んぼ・屋敷林などまとまった自然環境の中で、いろいろな生物が生息しています。

野鳥は四季折々に150種類が飛来し、バードウォッチングに訪れる人は逐年、増えています。

植物は絶滅危惧種のジョウロウスゲ・ナガボノアカワレモコウなど湿地特有の希少植物が多種観られます。

トンボの種類も多く(最近10年で6種類の新たな発見があり)現在、37種類が確認されています。

また7月~8月の夜、ヘイケボタルが光を放ちながら舞う光景は“真夏の風物詩”です。

会は、近隣小中学校に対する自然環境学習の支援も行っており、黒浜沼周辺の貴重な生態系が次世代に継承されることを期待しています。

生物多様性に富んだ自然豊かな黒浜沼周辺に是非、お出かけください。

法人情報

  • 名称:特定非営利活動法人黒浜沼周辺の自然を大切にする会
  • 住所:蓮田市西城2丁目89番地
  • 電話:048-768-0290

お問い合わせ

企画財政部 利根地域振興センター 総務・防災・県民生活担当

郵便番号361-0052 埼玉県行田市本丸2-20 埼玉県行田地方庁舎1階

ファックス:048-554-4442

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