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掲載日:2025年12月26日
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女性農業者の社会的役割の向上及び農業・農村における男女共同参画の推進を目的に、農業経営や地域社会に参画している女性農業者を、平成5年度から「さいたま農村女性アドバイザー」として埼玉県知事が認定しています。
次のすべての項目を満たすことが要件となっています。
(1) 農業経営、生活経営に意欲的に携わっていること
(2) 農村環境、農業経営、農業労働、農産物活用のいずれかに優れた技術があり、地域リーダーとして指導・助言ができること
(3) 家計簿の記帳又は青色申告等により、決算が明確になっていること
(4) 認定後、アドバイザーとして積極的に活用できる環境にあること
(5) 生活運営の主体者で、原則として年齢が35歳以上65歳以下であること
さいたま農村女性アドバイザー(以下、アドバイザー)は埼玉県内に185名の認定者がおり(令和7年12月24日現在)、各地域で活動しています。
県内にはアドバイザーで構成される団体が点在し、各地区の特色を生かした講習会や県内外の視察研修を開催し、女性農業者同士のネットワークを構築するとともにスキルアップを図っています。個人の活動ではマルシェへの出店や小学校と連携した食育活動に取り組まれる方もいます。
団体間の交流も盛んで、アドバイザーになった方からは「県内外に知り合いができて、女性農業者の横のつながりが大きくなりました。広く意見を聞くことのできる環境は、モチベ―ジョンアップにつながっています。」などの意見をいただいています。
令和7年12月24日に知事公館において、認定証交付式を行いました。
交付式では、知事から新規認定者、一人一人に認定証を交付しました(写真1)。
また、交付式会場には認定者の活動の成果である農産物や加工品を展示するブースを設け、交付式後に知事にはひとつひとつ観覧いただきました。観覧の際に認定者が、日々の営農活動や、農産物に込めた思いを知事に伝えるなど、貴重な交流の機会となりました(写真2)。


(写真1)新規認定者集合写真 (写真2)生産物について知事へ説明する認定者
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