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掲載日:2025年2月12日

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第263回簡易アンケート「臓器提供の意思表示及び肝炎ウイルス検査の受診に関する調査」の結果を公表しました。

調査の概要

(1)調査形態

  • 調査時期:令和6年10月24日(木曜日)~10月30日(水曜日)
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:県政サポーター(3,505人)(内、県内在住(3,248人))
  • 回収率:69.0%(回収数2,418人)(内、県内在住68.8%(2,233人))
  • 百分率表示は、小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある

 

 ・回答者の属性(   )内は県内在住者再掲

  人数(人)    比率(%)
全体 2,418(2,233)人 100.0(100.0)

 

年齢 人数(人)       比率(%)
16~19歳 11(10) 0.5 (0.4)
20~29歳 88(79) 3.6 (3.5)
30~39歳 227(200) 9.4 (9.0)
40~49歳 442(405) 18.3 (18.1)
50~59歳 686(639) 28.4 (28.6)
60~69歳 496(455) 20.5 (20.4)
70歳以上 468(445) 19.4 (19.9)

 

職業    人数(人)    比率(%)
個人事業主・会社経営者(役員) 233(216) 9.6(9.7)
家族従業(家業手伝い) 13 (11) 0.5(0.5)
勤め(全日) 905(814) 37.4(36.5)
勤め(パートタイム・アルバイト) 416(396) 17.2(17.7)
専業主婦・主夫 360(331) 14.9(14.8)
学生 42 (37) 1.7  (1.7)
その他、無職 449(428) 18.6(19.2)

 

性別 人数(人)       比率(%)
男性 1,263(1,163) 53.7(53.6)
女性 1,054(975) 44.9(44.9)
回答なし 33(33) 1.4(1.5)

※任意回答(総数2,317(2,138))

(2)調査結果の見方

  • 設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。
  • 回答比率(%)は小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体又はカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。
  • 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。
  • グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。
  • 複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

 

(3)調査の目的

今後の政策の検討資料とするため、臓器提供の意思表示に対する現状、骨髄ドナー助成制度の認知状況や効果、肝炎ウイルス検査の受検状況の把握を行いました。

担当課   保健医療部   疾病対策課   総務・疾病対策担当   電話:048-830-3598(E-mail :a3590-05@pref.saitama.lg.jp )

 

調査結果

臓器提供の意思表示方法


提供の意思臓器表示方法を「知っている」が9割強(92.0%)

 

質問1 あなたは、臓器提供の意思表示の方法(健康保険証や自動車運転免許証の裏面の記載等)について知っていますか。

質問1についてのグラフ

臓器提供の意思表示方法を知っているか尋ねたところ、「知っている」が9割強であった(92.0%)。また、「知らない」は1割弱(8.0%)であった。

 

臓器提供の意思表示をしているか


臓器提供の意思表示方法を知っていても、「いずれの方法によっても意思表示はしていない」が6割半ば超(66.5%)

 

質問2(質問1で、「知っている」と回答した方にお伺いします。)あなたは臓器提供の意思表示をしていますか。(あてはまるものすべて)

質問2についてのグラフ

臓器提供意思表示方法では、「健康保険証により意思表示をしている」が最も多く2割弱(19.8%)で、次いで「自動車運転免許証により意思表示をしている」が1割半ば超(17.3%)であった。また、「いずれの方法によっても意思表示はしていない」が6割半ば超(66.5%)であった。

 

骨髄移植ドナーの登録


「登録したことはない」が9割強(92.9%)

 

質問3 あなたは、骨髄移植ドナーとして登録していますか。または、骨髄移植ドナーとして登録したことがありますか。

質問3についてのグラフ

骨髄移植ドナー登録の有無について尋ねたところ、「登録したことはない」が9割強(92.9%)を占め、「登録している」と「登録したことがある」を合わせた『登録経験あり(計)』は1割未満(7.1%)であった。

 

骨髄移植ドナー登録に対する助成制度の影響


「助成制度があることにより、安心して、ドナー登録することができた(判断に影響した)」は1割半ば(15.1%)

 

質問4(質問3で「登録している」又は「登録したことがある」と回答した方にお伺いします。)骨髄移植ドナーとして「登録」をした際に、助成制度の有無が判断に影響しましたか。

質問4についてのグラフ

「助成制度があることにより、安心して、ドナー登録することができた(判断に影響した)」は1割半ば(15.1%)、「助成制度の有無は、ドナー登録するかどうかの判断に全く影響しなかった」は4割強(41.9%)であった。また、「登録した際、助成制度がなかった」は4割弱(39.5%)であった。

 

骨髄提供に対する助成制度の影響


『助成制度の有無が骨髄提供の判断に影響すると思う(判断に影響した)(計)』は5割弱(49.5%)

 

質問5(質問3で「登録している」又は「登録したことがある」と回答した方にお伺いします。)あなた自身が骨髄提供をする(した)際に、助成制度の有無は骨髄提供の判断に影響すると思いますか。(影響しましたか。)

質問5についてのグラフ

「仕事を休むことによる負担等が補われるため、骨髄提供を行うかどうかの判断に影響すると思う(判断に影響した)」(44.8%)と「子供を保育施設に預ける費用等の負担が緩和されるため、骨髄提供を行うかどうかの判断に影響すると思う(判断に影響した)」(4.7%)を合わせた『助成制度の有無が骨髄提供の判断に影響すると思う(判断に影響した)(計)』は5割弱(49.5%)であった。また、「助成制度は、骨髄提供を行うかどうかの判断に影響しないと思う(判断に影響しなかった)」は3割半ば超(37.2%)であった。

 

肝炎ウイルス検査の受検の有無


「受けたことがない」が4割強(40.3%)

 

質問6 あなたは、これまでに肝炎ウイルス検査を受けたことがありますか。(人間ドックなどの血液検査の項目に含まれていた場合も含む)

質問6についてのグラフ

これまでに肝炎ウイルス検査を受けたことがあるかを尋ねたところ「受けたことがある」が3割強(32.8%)であった。また、「受けたことがない」が4割強(40.3%)であった。

 

肝炎ウイルス検査の受検の機会


「職場の定期健康診断や人間ドック」が最も多く5割強(51.8%)

 

質問7(質問6で「受けたことがある」と回答した方にお伺いします。)どのような機会に受けましたか。(あてはまるものすべて)

質問7のグラフについて

「職場の定期健康診断や人間ドック」が最も多く5割強(51.8%)であった。次いで「市町村の肝炎ウイルス検査」が2割強(20.8%)、「手術などを行った際」が1割半ば(15.5%)であった。

 

肝炎ウイルス検査の結果の認識


「知っている」が最も多く9割半ば(94.4%)

 

質問8 (質問6で「受けたことがある」と回答された方にお伺いします。)検査の結果を知っていますか。

質問8についてのグラフ

「知っている」が最も多く9割半ば(94.4%)であった。また、「知らない(結果待ちを含む)」(1.0%)、「わからない、覚えていない」(4.5%)で、合わせて1割未満(5.5%)であった。

 

肝炎ウイルス検査を受検している可能性


「献血」が最も多く4割弱(39.9%)

 

質問9 (質問6で「受けたことがない」又は「わからない」と回答された方にお伺いします。)献血や妊娠・出産などの機会がある方は、肝炎ウイルス検査を受検している可能性があります。該当するものを選んでください。

質問9のグラフについて

「献血」が最も多く4割弱(39.9%)であった。次いで「妊娠・出産」が2割半ば超(26.9%)、「大きな外科手術(全身麻酔での手術)」が2割強(20.7%)であった。

 

自由意見


 

質問10 臓器提供の意思表示及び肝炎ウイルス検査の受診に関するご意見等がありましたら、自由にお書きください。

  • 臓器提供の大事さは、よくわかります。とても大事な事だと分かっていても、実際に自分にふりかかかってこないと実感がわきません。ふだんから(子どもの時)からの教育等で重要さを教えることも大事だと思います。
  • 自分は臓器提供の気持ちがあっても、家族が嫌がったりしているので、意思表示をしていない現状があります。
  • 臓器提供は必要なことなのは重々承知だがやはり少し怖いです。
  • 骨髄移植などはリスクはどのくらいあるのか、手術にどのくらい会社を休まないといけないのか、助成制度とはどんなものなのかもっと広報してほしい。
  • 骨髄移植ドナーは、登録時に痛みを伴う手術的なものが必要で、いざ実際にマッチングしたとしたら手術と入院が必要、ということなので、なかなか難しいと思います。
  • 骨髄移植ドナーになる場合、仕事を休まなくてはならないため、職場の理解、また給与面の補償、自分の身体の負担が想像以上に大なのではないかという不安があります。この不安要素を軽くできるような内容の周知、従業員がドナーとなり仕事を休むことについて経営者の理解が深まるよう対策が引き続きなられていけばよいと思います。
  • 家族が白血病で亡くなりました。年齢的に骨髄移植対象外で抗がん剤と輸血療法で頑張りました。骨髄移植ドナーが助成制度を使いひとりでも増えることを願います。
  • 肝炎ウイルス検査受けたかどうか知らなかったので調べたくなりました。保険証の意思表示も記入しようと思います。
  • 「肝炎ウイルス検査制度」というものを初めて聞きました。臓器提供の意思表示、骨髄移植ドナー助成制度に比べて認知度が低いのでしょうか?まずは多くの人に知ってもらえる事が大事かと思いました。
  • 手術や妊婦健診で「必要な検査」とだけ説明され陰性なら「大丈夫でした」と結果説明される。結果本人は何の検査を受けたのかわからず検査結果だけわたされる。検査項目や陰性でも結果説明が必要と感じる。
  • それほど本テーマへ関心を寄せていませんでしたが、情報を収集して命を救う行動をしてまいります。

※上記を含め、計450件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。

お問い合わせ

保健医療部 疾病対策課 総務・疾病対策担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

ファックス:048-830-4809

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