がん教育

がん教育は、健康教育の一環として、がんについての正しい理解と、がん患者や家族などのがんと向き合う人々に対する共感的な理解を深めることを通して、自他の健康と命の大切さについて学び、共に生きる社会づくりに寄与する資質や能力の育成を図る教育です。

がん教育外部講師派遣事業

埼玉県では、県教育委員会と連携して、効果的ながん教育の推進に向けた取組を進めています。当事業は、小、中学校及び高等学校（私立学校を含む）に対して、県登録のがん教育外部講師を紹介する事業です。

例年4月頃、県教育委員会から当事業の案内を各学校に通知します。(私立学校については、県疾病対策課から通知します。)

対象

小、中学校及び高等学校（私立学校を含む）

講師

埼玉県がん教育外部講師

※「埼玉県がん教育外部講師リスト」に掲載されている、がん教育の専門知識等をもつ医師や看護師などの医療従事者及びがん経験者とそのご家族

当事業の実績（平成25年～令和5年度）

• 派遣校数 175校

• 受講生徒数 27,429人

受講者からの声

• 命の大切さがわかりました。(小学生)
• 早期発見・治療が大切だと分かりました。(小学生)
• がん＝死ではないことを、動画や話を聞いて、感じることができました。（中学生）

授業を行う際の参考資料

教材等

• がん教育推進のための教材 指導参考資料（文部科学省）
• がん教育 教材（公益財団法人日本対がん協会）
• 埼玉県「がん教育総合支援事業」実施報告書（埼玉県教育局保健体育課）

がんに関する情報

• 国立がん研究センター がん情報サービス
• がんの計画・協議会(埼玉県)
• 埼玉県のがんの統計