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掲載日:2025年12月18日
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「医療機能情報」とは、医療を受ける方が医療機関の選択を適切に行うために必要な情報のことです。
医療機関の管理者は、医療法第6条の3に基づき、この医療機能情報を当該病院等の所在地の都道府県に報告することが義務付けられています。
埼玉県では、これまで「埼玉県医療機能情報提供システム」にて医療機関からの報告を受け県民のかたへ医療機能情報を公表しておりましたが、令和5年度の定期報告から全国的に厚生労働省の運営する「医療機能情報支援システム(G-MIS)」に報告いただくようになりました。また、令和6年4月1日から全国統一的な検索システム「医療情報ネット(ナビイ)」で医療機関の情報が公表されています。
G-MISとは、厚生労働省が運営するシステムで、全国の医療機関から、稼働状況、病床や医療スタッフの状況、受診者数、検査数、医療機器の確保状況等を一元的に把握・支援するためのものです。
G-MISにログインするためには、厚生労働省から指定されたユーザID(アルファベットや数字で7~8桁)と医療機関で設定したパスワードが必要です。ユーザIDは1つの医療機関に1つのIDだけ発行され、重複して発行されることはありません。また、県のシステムの時のID(数字10桁)は使用できません。
ユーザIDがご不明な場合は、G-MIS事務局コールセンター若しくは下記担当までお問合せください。
【担当】
令和5年5月時点で埼玉県医療機能情報提供システムに登録されていなかった医療機関や新規開設した医療機関については、新規ユーザIDの申請が必要です。
なお、新規開設であっても、継承等でIDを含めて引き継いでいる場合は、引き続き同じIDを使用できます。随時報告で、管理者名等の変更を報告してください。
医療機能情報の報告には、定期報告、新規報告、随時報告があります。
医療機関の管理者は、G-MISにログインし必要な報告を行います。その内容を県が確認完了の処理を行うと、医療情報ネット(ナビイ)に情報が連携され公開されます。
なお、特別養護老人ホームや企業内の診療所など外来区分を「一般外来の診察を行わない」としている医療機関については、公表されません。
また、通常の休診日ではない日に休診する場合は、臨時休診の設定が必要です。臨時休診の設定は、県の確認完了の処理は必要ないので、医療機関が設定をすると数時間で医療情報ネット(ナビイ)に情報が連携されます。
1年に1回、1月1日現在の内容について、G-MISにログインして報告を行います。
医療機関の名称、所在地、診療科目、診療時間、対応できる疾病等厚生労働省が指定する項目について、報告するものです。
埼玉県内に医療機関を新規開設した医療機関は、新規ユーザIDの取得後、新規報告を行います。
1つの医療機関で開設時の1回だけ行います。
医療機関の基本情報に変更が生じた場合は、随時報告を行います。
基本情報以外の場合は、定期報告の際に一括して報告することも可能です。
医療機関の基本情報とは
医療機関の名称、開設者、管理者、所在地、電話番号、ファックス番号、診療科目、診療日、診療時間、病床種別、届出・許可病床数
大型連休等、通常定めている休診日以外に休診する場合は、臨時休診日を設定します。
医療機能情報の報告の中で、「その他の休診日」をフリーテキストで記載いただく項目がありますが、医療情報ネット(ナビイ)で「現在診療中の医療機関」で検索する際の抽出条件には使用されていません。そのため、臨時休診日の設定をしていない場合、臨時休診日に患者さんが訪問してしまう可能性があります。
埼玉県内に所在地のある病院、診療所、歯科診療所、出張専業を除く助産所
令和8年1月1日(木曜日)~令和8年2月13日(金曜日)
令和8年1月1日現在
ただし、前年度実績の項目については、令和6年度の状況
原則、G-MISへの入力によるオンライン報告です。今年度から、かかりつけ医機能報告も必要です。G-MISのログインURL(別ウィンドウで開きます)から報告をお願いします。
ただし、特定機能病院は、かかりつけ医機能報告は対象外のため、医療機能情報の定期報告のみ報告をお願いします。
原則、G-MISへの入力によるオンライン報告です。G-MISのログインURL(別ウィンドウで開きます)から報告をお願いします。
埼玉県内で新規開設した病院、診療所、歯科診療所及び出張専業以外の助産所
ただし、居ぬき等でG-MISのユーザIDを前医療機関から引き継いでいる場合は新規報告の対象外(随時報告により医療機能情報の修正を報告する)
上記リンクから、新規ユーザIDを取得する。
原則、G-MISへの入力によるオンライン報告
基本情報に変更を生じた医療機関
基本情報に変更が生じたときは、速やかに原則、G-MISへの入力によるオンライン報告
通常定めている休診日以外に特別な休診をする医療機関
(夏季休暇や年末年始や学会への出席などにより、通常定めている休診日以外の日に休診する場合、G-MISで臨時休診の設定が必要です。)
通常定めている休診日以外に休診する場合は、G-MISにログインして臨時休診日を設定します。
県の確認完了の処理は不要なため、数時間で医療情報ネットに反映されます。
Q1:G-MIS新規ユーザー登録申請で入力する「機関コード」「保険機関コード」とは何ですか。
A1:「機関コード」は、県で管理しているコードになります。新規ユーザID登録申請では、機関コード欄は県で入力しますので、空欄でご提出ください。
「保険機関コード」は関東信越厚生局から割り振られている7桁の保険機関番号の前に病院・歯科を除く診療所は「111」、歯科診療所は「113」をつけた10桁の番号を入力してください。
A2:病院と歯科を除く診療所の定期報告の際に、保険医療機関番号の入力を求められます。前年度末時点の7桁の保険機関番号の前に、「111」をつけて入力します。前年度のレセプト情報や特定健診等の集計結果が登録されていない、若しくは件数の報告が必要な治療を行っていない場合に「照合に失敗した」と表示されます。一度画面を閉じて、定期報告に入り直し、テータベースとの照合はスキップしてください。
A3:この項目は、当該疾患の治療実績件数の報告が必要な場合のみ「対象」と表示され、件数を入力する設定になっています。「対象外」となっている場合は、治療件数の報告は必要ないという意味です。
Q4:定期報告は毎年書面で報告しているがどうしたらよいか。
A4:定期報告は、原則G-MISで報告していただくようお願いしています。ただし、インターネット環境がない等の事情により、「前年度紙で報告した医療機関」には、12月下旬から1月初旬に定期報告に関するお知らせを送付する予定です。なお、書面による報告の場合は、報告票の返送の送料は医療機関様のご負担とさせていただいています。
また、定期報告は報告項目が膨大で紙の調査票による報告は非常に煩雑となるため、令和8年度以降は、調査票の郵送によらず、県のホームページから空欄の調査票をダウンロードしていただくことも検討しています。オンラインでの報告に御協力いただくようお願いします。
Q5:パスワードの再設定を行なったが、再設定のメールが届かない。
A5:ユーザ名(ID)を入力する際、半角全角、大文字小文字の入力間違い、数字のゼロをアルファベットのオーで入力している場合なども見受けられます。また、ユーザ名(ID)を入力する欄に、メールアドレスを入力している場合などもあります。パスワードリセット画面にはメールアドレスを入力する欄はありません。また迷惑メールフォルダに振り分けられている場合もあります。メールサーバーの受信設定を確認してください。再設定のメールが届くまで、タイミングによっては10分程度かかることもあります。それでも届かない場合は、登録されているメールアドレスが誤っている場合がありますので、担当までお問合せください。
Q6:G-MISにはログインできたが、その先に画面がすすまない。
A6:ブラウザのポップアップブロックが原因となっている可能性があります。
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