「第5回塙保己一賞」受賞者
平成23年度塙 保己一賞(第5回) 受賞者
※受賞者の年齢は、平成23年4月1日現在です。
大賞
茂木 幹央(もぎ みきお)氏
社会福祉法人日本失明者協会理事長(74歳・埼玉県深谷市)

- 埼玉県で初の「養護盲老人ホーム」を開園
- 全国220の施設や点字図書館などが加盟する社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会の理事長として、全国の盲人福祉施設をリードし、視覚障害者福祉の発展充実に努めている。
- 運営する養護盲老人ホームに演劇ホールを設置し、全国盲人演劇祭など開催
奨励賞
田中 文(たなか あや)氏
学習支援ボランティア(29歳・埼玉県上尾市)

- 難病と闘いながら、学習支援ボランティアとして県内外の学校等で「夢に挑戦し続ける大切さ」を伝える授業や講演などの活動を行っている。
- 平成22年「人間力大賞」準グランプリ・参議院議長奨励賞・全国知事会会長賞受賞
貢献賞
社会福祉法人国際視覚障害者援護協会(こくさいしかくしょうがいしゃえんごきょうかい)(東京都板橋区)

- 教育環境に恵まれない発展途上諸国の若い視覚障害者に、日本で理療の施術やIT技術などを勉学する機会を提供
- これまでにアジアを中心に17か国から72名の留学生を受け入れている。
- 留学生はその後、母国で障害者福祉を高め指導者として活躍している。
桐生 清次(きりゅう せいじ)氏
社会福祉法人七穂会理事長(77歳・新潟県新発田市)

- 行政、企業、施設の三者が協力した運営(トロイカ方式)により、障害者が安定した就労ができる形態を作り上げた。
- 地域に密着して、知的障害者の自立・社会参加に大きな成果をあげている。