食べきりSaiTaMa大作戦とは
目次
食べきりSaiTaMa大作戦(たべきりさいたまだいさくせん)とは、3つの取組で食品ロスを徹底的に減らす作戦です。
- 食品ロスをできるだけ出さないライフスタイルを実践する食べきりスタイル Style
- 食べ残しの多い宴会で締めの前15分間で残った食事を食べきる食べきりタイム Time
- 外食店舗で小盛りの設定や食材使い切りレシピなどで食品ロスを減らす食べきりメニュー Menu
※食品ロスの削減については、こちらで詳しく解説しています。
- 買い物から、調理、片付けまで、食べ物を扱うすべての場面で、食品ロスを減らすことを意識しましょう。
- 食べ物は、ムダなく使う。残さない。「食べきりスタイル」を実践しましょう。
買い物では
- 食品庫や冷蔵庫の在庫をしっかりと管理する(冷蔵庫に保存してある食材のリストを貼っておくなど)。
- まとめ買いはできるだけ避け、必要なものを必要な分だけ購入する。
- すぐに食べるものは、賞味期限が近いものを優先的に購入する。
- とても食べきれない量を収穫したり、人からもらったときは、早めにおすそ分けする。
調理では
- 食材を使い切る調理法を実践する。
- 賞味期限と消費期限の違いをしっかりと理解する。
- 賞味期限が過ぎてもすぐには捨てず、見た目や臭いで判断する。
【捨てられがちな部分と含まれる主な栄養素】
- ブロッコリーの芯(外側は堅いので、むいて芯の部分を食べる。):ビタミンC、β-カロチン
- キャベツの外葉や芯:(外葉:ビタミンC、β-カロチン)、(芯:抗がん作用のあると言われるイソチオシアネート)
- にんじんやだいこんの葉や皮:にんじん(葉:カルシウム、鉄分、皮:β-カロチン)、だいこん(葉:β-カロチン、皮:ビタミンC)
- しいたけの軸(いしづきだけ切り落とし、軸は細かく裂いて使う。):ビタミンD
- ホウレンソウの根元:マンガン
- ※「クックパッド」にも、食材をムダなく使う調理法やレシピがたくさん載っています。
- レシピ検索No.1 料理レシピ載せるならクックパッド → 消費者庁のキッチン(公式)は、こちら!
片づけでは
- 余った料理や食材も早めに食べるようにする。
- 定期的に冷蔵庫の整理をする(週末に余った食材をまとめてお好み焼きにするなど)。
- 生ごみはできるだけ濡らさないようにする。
- 水気をしっかりと切ってから捨てる。
- 宴会の料理は、通常の食堂やレストランのランチと比較して、約1.5倍の量が提供され、約8倍の食べ残しが発生しています。
- 宴会での食べ残しを防ぐために、締めの前の15分間は「食べきりタイム」。
- 残った料理をゆっくりと味わう時間にしましょう。
- 料理の残り具合などを見ながら、幹事さんがお声掛けをしてください。
宴会時の呼びかけ例
開宴での呼びかけ
さて、本日は「食べきりタイム」のお願いです。
日本国内では、売れ残りや食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」が年間約570万トンも出ています。
(これは、日本人1人当たりに換算すると、"お茶碗約1杯分の食べ物"が毎日捨てられている計算となります。)
(「食品ロス」の約570万トンというのは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量約420万トンの約1.4倍の量です。)
これから美味しい料理が出てまいります。ぜお酒とともにお食事もぜひお楽しみください。
少しでも「もったいない」を減らせるよう、お開きの15分前を目安に「食べきりタイム」の声をかけさせていただきます。
締めでの呼びかけ
- 皆様、だんだんお開きの時刻が近づいてまいりました。おいしい料理に御満足いただけましたでしょうか。皆様のお席には、まだ料理が残っております。食べきった満足の笑顔とともにお帰りいただけるよう、お席に戻って心行くまでお召し上がりください。
(Menu)
- 外食でムリなく食べきれる量を注文すれば、食べ残しも減らせます。
- 量が多いと感じたらごはんを少なめにしてもらったり、食べ切ってから追加で注文したりするなどして、食べ残しを防ぎましょう。
彩の国エコぐるめ事業
- 県では、ハーフサイズや小盛り、量り売りなど、食べきれるメニュー設定を推進しています。
- ※彩の国エコぐるめ事業については、こちらをご覧ください。