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掲載日:2022年9月29日
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埼玉県では、より多くの県民の皆さまに埼玉県の空の魅力を発掘・発見してもらい、大気環境への理解と関心を深めていただくため、『彩空フォトコンテスト2022』を開催しました。
厳正な審査の結果、「最優秀彩空賞」1点、「彩空賞」3点、「青空賞」1点、「佳作」10点、の計15点の入賞作品が決定いたしました。
249点
「お花畑」@toshihiro221022
撮影場所:秩父市
(審査員の講評)
魚眼レンズのゆがみを巧みに工夫して、上空には流れる白い雲と下面には満開の芝桜を配し、中央部は山並みの影が画面を引きめる効果をもたらし、3分割されたそれぞれの色彩の世界に、透き通る透明な一体感を感じます。
「こぶじゅうたん」@thousandseasea 撮影場所:さいたま市 (審査員の講評) 写真における写実性が、この、こぶのような雲の印象を一層高め、この日この時の一期一会のドラマになりました。更に、民家の影や車の佇まいも作者がフッと空を見上げた一瞬の心の響きを感じさせ、非常に効果的です。 |
「夏の風車」@harusora_0424 撮影場所:川越市 (審査員の講評) 写真では写らない、その時の気温や空気の流れ、更に爽やかさまでこの作品は確かに捉えました。人の持つ経験と記憶からの印象で、主役は風車や白い雲以上に作者の心情であり、それが、見る私たちにも投影されてきます。 |
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「ほとばしる大気のパワー」@XVZ9NPSiAziI3mp 撮影場所:鴻巣市 (審査員の講評) 大空のドラマは、決して昼間だけでないことを教えてくれました。漆黒の大空に炸裂する稲妻の軌跡が、人力が及ばない自然の力を時として提示してくれます。その自然の偉大さは、街に点在する小さな灯で助長されました。 |
「夏空に咲く」@hinamayan2004
撮影場所:さいたま市
(審査員の講評)
大輪の向日葵の上方に白い雲という取り合わせに作者の写真力を感じます。青い空や白い雲、更に向日葵の前にいたことは全て偶然と思いますが、偶然を必然に変換したことに作者の工夫が光ります。真に真夏を捉えました。
「安らぎの刻」@77P7czqulUSX5bs 撮影場所:深谷市 (審査員の講評) 深谷市の白鳥飛来地でしょうか?グラデーションが美しい空と辻状の雲のコラボレーションが素晴らしく、それに呼応するかのように川面に映る穏やかな光が、鳥たちに安息な時間をもたらしているかのようです。 |
「雨上がりの航空公園」@gotthyphoto035 撮影場所:所沢市 (審査員の講評) 青空に浮かぶ大きな雲と植物の緑、それらを映した水面の有り様から雨上がりの瑞々しい空気感が伝わってくるようです。画面を上下にシンメトリーに構成したことで、広がりのある風景写真となりました。 |
「夏空」@3939pandaEX 撮影場所:長瀞町 (審査員の講評) 荒川橋梁は秩父鉄道の有名な撮影ポイントですが、夏空を駆け抜けるようにうまく電車を配し、気持ちの良い写真となりました。夏雲を活かしたスマホならではの機動力に富んだ作品です。 |
「埼玉の大空を統べる日本最高峰」@yonolocal 撮影場所:さいたま市 (審査員の講評) 9月中旬過ぎの富士山ということですが、水彩画のような明るい画調が見る人に優しく爽やか印象を与えてくれます。棚引く雲や裾に重なる山々のグラデーション、田畑に点在する木立が写真に立体感を与えています。 |
「お家に帰ろう」@nemotoys 撮影場所:川越市 (審査員の講評) 架線や線路を左下から右方向に配して遠近感をうまく引き出しています。右側の沈み行く太陽の位置もドンピシャです。オレンジ色の世界を走る電車の前照灯が点いているのも、ノスタルジックを誘うかのようです。 |
「故郷の星空」@0ty38733394457t 撮影場所:横瀬町 (審査員の講評) 天の川のある天体写真はそう珍しくもないのですが、この写真の場合、左手前にあるカーブミラーが写真にリアル感と奥行きを与えています。星の大小や地平線付近の色彩変化も面白いです。 |
「花鳥彩空」@token201704 撮影場所:幸手市 (審査員の講評) 菜の花や桜咲く春真っ盛りの空に、並んで電線に止まっている二羽の鳥の配置が微妙におかしい。電線が平行で奥行き感を消しているためか鳥が空中に浮いているようでもあり、不仲のようにも見える。春らしい景色である。 |
「菖蒲の花と青空に子どもたちの成長を願う」 @momozononoriko 撮影場所:富士見市 (審査員の講評) 菖蒲の群生を2分するかのように中央から伸びた木道の先にはV字型に切り撮られた空があり、気持ちよく雲も浮かんでいる。構成的な写真である一方、初夏の空気を感じさせる作品になっています。 |
「太陽より高く」@maya74kz 撮影場所:蓮田市 (審査員の講評) この時期の写真はひまわりが多く、その分つい辛口になってしまうのですが、この写真の場合、ひまわりから風が感じられ、背景の雲の形と相まって旅情感のようなものまで想起させられます。良い写真の見本といえるでしょう。 |
「朝霧の向こうに」@hirofukuchan 撮影場所:さいたま市 (審査員の講評) 朝靄の中の街並みを遠近法でうまく表現しました。街灯や信号機、車のヘッドライトなどが朝靄の中で滲んで見え、幻想的な雰囲気を醸し出しています。高層ビルの頭が靄で見えてないのも効果的です。 |
10月1日(土曜日)から10月31日(月曜日)まで
そごう大宮店 3階=特設会場
令和4年9月5日(月曜日)
渡辺 英夫 氏(埼玉県美術家協会写真部 副会長)
小林 進 氏(全日本写真連盟埼玉県本部 常任委員)
今回が初回となる、大空や大気をテーマとした珍しくも貴重な写真コンテストが始まりました。写真では写らない空気を作者はどのように再現するのか今後が非常に楽しみな企画です。大気汚染問題以後、今、私たちは「おいしい空気」を毎日吸っているでしょうか?
是非、このコンテストを今後も成長させ、私たちの「おいしい空気」の意識と行動に、一歩でも前進がみられることを願っています。
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