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掲載日:2023年12月13日
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火山灰とは火山から噴出された灰のようなもので、直径2mm以下の岩片の総称です。
木や紙などを燃やしてできる灰とは、成分も性質も根本的に異なります。
埼玉県には火山はありませんが、近隣火山の噴火で、県内への降灰も考えられます。
富士山火山防災協議会による富士山ハザードマップ検討委員会報告書(2004年)などによれば、県南地域は最大で2~10cm、その他の地域では最大で2cm未満の降灰の可能性が示されています。
降灰の範囲や量は、噴火の規模や風量、風向で異なります。
このため気象庁では、0.1mm以上の降灰が予測される噴火が発生した場合、どこにどれだけの量の火山灰が降るかを降灰予報(速報、詳細)として発表しています。参考にしてください。
独立行政法人防災科学技術研究所によりますと、火山灰が健康に与える事項としては、ア 呼吸器系への影響、イ 目の症状、ウ 皮膚への刺激があります。十分注意してください。
・詳しくは「火山災害(国立研究開発法人防災科学技術研究所)」(外部サイト)へ(別ウィンドウで開きます)
埼玉県では、降灰対策として技術対策資料を作成しました。参考にしてください。
・技術対策について
・火山灰による農作物被害の技術対策(別ウィンドウで開きます)
火山が噴火した場合、高速道路への降灰等に伴い、物資の輸送に支障が生じる可能性も考えられます。
様々な災害に備えるためにも、家庭内における備蓄を行いましょう。
平成26年3月、埼玉県地域防災計画に「火山噴火降灰対策」を追加しました。
平成26年11月、内閣府及び気象庁に対し、「火山噴火対策の強化」を要望しました。
<内容>
火山噴火被害の軽減を図るため、監視・観測体制の強化や大量の火山灰が降灰
した場合における火山灰の処理について明確な指針を示すこと。
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