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掲載日:2021年9月15日
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択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の4つの島々からなる北方領土。
これら北方四島は、1945年にソ連に不法占拠され、ソ連が崩壊してロシアとなった現在もその状態が続いています。
北方領土問題の解決は、日ロ両国間の最大の懸案事項。
問題が一日も早く解決されることがことが私たちの願いです。
北方四島は、歴史的にみても、一度も外国の領土になったことがない我が国固有の領土であり、また、国際的諸取決めからみても、我が国に帰属すべき領土であることは疑う余地もありません。第二次世界大戦の末期、日本がポツダム宣言を受諾し、降伏の意図を明確に表明したあとにソ連軍は北方四島に侵攻し、日本人島民を強制的に追い出しました。
さらには北方四島を一方的にソ連領に編入するなどし、ソ連が崩壊してロシアとなった現在もなお、北方四島を不法に占拠し続けています。北方領土問題とは、ロシアの不法占拠の下にある我が国固有の領土である北方四島の返還を一日も早く実現するというまさに国家の主権にかかわる重大な課題であり、日ロ両国間の最大の懸案事項です。
日本政府は、北方四島の帰属の問題を解決してロシアと平和条約を締結することにより、日ロ間に真の友好関係を確立するという方針のもと、粘り強くロシア政府との領土返還交渉を行っています。
埼玉県は国や関係団体とともに、北方領土問題の早期解決に向けた国民世論の啓発に取り組んでいます。
このページでは、北方領土問題に関する情報を提供します。
毎年2月7日は「北方領土の日」です。日魯通好条約が調印された日にちなんで設定されたこの日を中心に、2月は「北方領土返還運動全国強調月間」として、「北方領土返還要求全国大会」が東京で開催されるほか、講演会、パネル展やキャラバン活動など、多彩な行事が全国で行われます。
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