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早わかり!統計で見る埼玉県の動き(月刊統計資料 平成23年3月号)
1.県推計人口について
- 平成22年国勢調査速報値を基礎とした、平成23年2月1日現在推計人口は7,197,441人で前月と比べ、484人減少した。この内訳は、自然増減907人の減少(出生5,102人、死亡6,009人)、社会増減423人の増加(転入21,156人、転出20,733人)であった。なお、世帯数は2,964,152世帯であった。
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2.毎月勤労統計調査(1月)から
賃金指数(現金給与総額)は増加に転じ、労働時間指数(総実労働時間)は引き続き減少、常用雇用指数は引き続き増加
- 毎月勤労統計調査の平成23年1月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は280,733円、総実労働時間数は131.5時間、推計常用労働者数は1,890,015人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数(現金給与総額)は7.8%増加、賃金指数(定期給与)は0.1%増加、賃金指数(所定内給与)は0.1%減少、労働時間指数(総実労働時間)は0.6%減少、労働時間指数(所定外労働時間)は2.3%増加、常用雇用指数は3.2%増加した。
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3.県鉱工業指数(1月)から
生産・出荷ともに前月に比べ上昇
- 平成23年1月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成17年平均=100)は、生産92.4、出荷85.9、在庫86.5、在庫率170.8で、前月と比べ生産は2.3%の上昇、出荷は2.3%の上昇、在庫は7.9%の上昇、在庫率は6.2%の上昇となった。
- 生産指数を22業種別に前月と比べると、印刷業・電子部品デバイス工業などが上昇し、情報通信機械工業・一般機械工業などが低下した。
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4.消費者物価指数(1月)から
消費者物価指数(総合)、対前月比は0.5%下落、対前年同月比は0.2%下落
- 平成23年1月分のさいたま市の消費者物価指数(平成17年平均=100)は総合で98.7となり、対前月比は0.5%下落、対前年同月比は0.2%下落した。対前月比が0.5%下落となった内訳を寄与度でみると、「被服及び履物」「教養娯楽」などが下落したことが要因となっている。
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5.家計調査(1月)から
勤労者世帯の消費支出は前年同月比で11.0%の減少
- 平成23年1月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、474,812円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は393,639円で、実収入に占める割合は82.9%(前年同月82.4%)であった。
- 消費支出は324,488円で、前年同月に比べて11.0%減少し、実支出に占める割合は80.0%(前年同月78.8%)、可処分所得に占める割合(平均消費性向)は82.4%(前年同月79.4%)であった。
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