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埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
年月 | 所属 |
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令和3年 4月採用 | 保健医療部 薬務課 医療機器等生産指導担当 |
令和6年 4月 | 現所属 |
衛生研究所を広く知っていただくためのイベント企画や見学案内、研修業務を担当しています。衛生研究所の役割や科学の楽しさを県民の方に伝えたり、公衆衛生に従事する県職員の技能向上のための研修を考えたりするのが主な仕事です。一般的にイメージされる薬剤師業務とは異なる仕事ですが、イベントや研修内容を自分で一から企画できるので、終わったときは達成感があります。
時刻 | スケジュール |
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8:15 8:30 9:00 10:00 12:30 13:30 17:15 |
出勤 スタートミーティング、1日のスケジュール確認、メールチェック イベント開催前の打合せ イベント開催 昼食 イベントの片付け、アンケート集計、報告書作成 退庁 |
衛生研究所は、薬剤師以外にも医師や獣医師などさまざまな職種の職員が在籍しています。現在の業務は他の担当と協力してこなす仕事も多く、分からないことは上司や他の担当の職員に相談しやすい環境です。
現所属では、県民の方に衛生研究所への理解と関心を深めていただくことを目的として、「夏休み親子科学教室」などのイベントや、県庁オープンデーへの出展を行っています。衛生研究所に興味を示していただけたり、「楽しかった」「また参加したい」と言っていただけたりすると、とてもうれしいです。企画の立案から開催まで長い時間をかけて準備した成果が表れると、励みになります。
前所属では、医薬品医療機器等法に係る許認可業務を担当していました。薬事監視員としての業務は緊張感があり、法令知識も求められるため、入庁当時はとても苦労しました。知識不足を痛感し、自分の考えに自信を持てないときもありましたが、そんなときは、新規採用職員指導員であるシスターに相談しながら業務に取り組んでいました。シスターには、文書作成などの基本的な事務から薬事監視員としての考え方まで、さまざまなことを教えていただきました。判断に迷うような案件も一緒に考えて解決に導いてくれるため、慣れない業務が多い中とても心強かったです。
多くの人を対象にした薬剤師業務に興味を持っていたこと、生まれ育った埼玉県で仕事をしたいと思っていたことなどから、埼玉県の公務員薬剤師を志望しました。
公務員薬剤師は、薬学の知識だけでなく、生物や衛生、法規など、薬学部で学んだ多岐にわたる知識を活かすことができます。また、数年ごとに異動があるため、新たな環境でたくさんのことに挑戦でき、スキルアップにもつながります。
博物館などに足を運ぶことが多いです。家にいるときは、好きな紅茶を飲みながら、本を読んでゆっくりしています。毎週土日休みは、公務員薬剤師ならではの楽しみだと思っています。
公務員薬剤師として働く以上、専門職としての知識だけではなく、行政としての知識や考え方も身につけ、多角的な視点で物事を捉えられる職員になりたいと思っています。
免許資格職職員採用試験(薬剤師)
論文試験に関しては、「埼玉県5か年計画」など県が力を入れて取り組む施策等を事前に調べ、行政に関する理解を深めておくといいと思います。
面接対策としては、自己分析をしっかり行い、回答の引き出しを増やすことを意識しました。
公務員薬剤師は、さまざまな業務に携わることができるので、多くの知識や技術を得ることができます。新規採用職員研修や新規採用職員指導員制度等、入庁後のサポートも充実しているので、安心して働くことができるのも魅力のひとつです。
みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。