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埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
年月 | 所属 |
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令和2年 4月採用 | 埼玉県立浦和第一女子高等学校 定時制 |
令和5年 4月 | 現課(所) |
献立作成や食材の発注などを中心とした事務作業、食材の硬さや味付けを確認し、クラスごとの配缶量を決める給食業務を行っています。
また、そらまめのさやむきやとうもろこしの皮むきなど子どもたちと一緒に準備した食物をその日の給食に使用し、給食への興味や関心を広げる食育活動を行っています。
毎日の給食を子どもたちや先生方が楽しみに待っていてくれること、「おいしい!」と伝えてくれたり、お手紙をもってきてくれたりすること、食べることが苦手な子どもたちが挑戦して新しいものを食べることができること、そして学年が上がり食べることができる給食が増えることにとてもやりがいを感じます。
時刻 | スケジュール |
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8:15 8:30 9:00 10:40 12:00 13:30 14:15 15:00 15:30 17:00 |
出勤 事務室打合せ、献立確認、欠席児童生徒確認 クラス配布食育手紙作成、献立作成等の事務作業 味見、配缶量決め 給食開始、教室巡回、下膳指導 昼食 事務作業 調理員さんと打合せ 献立作成等の事務作業 退勤 |
※8:30~17:00勤務(昼休憩45分)
栄養士は職場に1人ですが、安心・安全においしく給食を作ってくれる調理員さんがいたり、施設・設備の故障時に相談できる事務職員さんがいたり、なにより給食を楽しみにしてくれている子ども達や教職員に囲まれていて、明るくて雰囲気の良い職場です。
初めて取り入れる献立の日は楽しみな気持ちの反面、緊張と不安でいっぱいです。どの食材を組み合わせるか、調味料をどのくらい使用するか、食べてくれるのか、無事に提供できるのか、たくさん悩みますが、給食をおいしそうに食べている子どもたちや先生方の様子を見たり、給食の残りが少なかったりすると、献立に取り入れてよかったとうれしくなります。
私自身、学校の給食が大好きだったので、生まれ育った埼玉県で働き、給食が好きな子どもたちを増やし、食べることの楽しさからいろいろな食経験をしてほしいと思ったからです。
学生時代の友人や栄養士の仲間とご飯を食べに行ったり、実家の農業を手伝ったりしています。食べることが大好きなので、休日にゆっくり家の献立を考える時間も幸せです。
栄養教諭の免許を取得し、給食を生きた教材とする食育活動を進めていきたいです。また県全体の栄養士と協力しながら献立・食形態・食育の研究をこれからも行い、安心・安全でおいしい給食づくりをしていきたいと思っています。
受験した試験:免許資格職職員採用試験(栄養士)
管理栄養士の国家試験勉強をして専門試験対策を行いました。実際に学校で働いている栄養士の方に話を伺い、学校を見学する機会を設けていただきどのように働きたいのかをイメージしました。また大学の先生や友人と繰り返し練習し、面接対策をしました。
栄養士は職場に1人なので不安に感じることもあると思いますが、力になってくれる先輩方がたくさんいます。みなさんと一緒に働き、おいしい給食を提供できる日を楽しみにしています。