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掲載日:2023年12月28日
Q 吉良英敏 議員(自民)
今、不登校の児童生徒数が激増しております。そういった中で、教育委員会、教育の現場はどのように対応していくのか問われています。このような状況の中で、国の対策も変わりつつあります。
教育長、不登校に対する考え方を率直に伺います。学校は何のために行くのでしょうか、行かなければいけないところなのでしょうか。それらも含めて、不登校に対する考え方を日吉教育長に伺います。
A 日吉亨 教育長
学校という場は、同級生や先輩後輩、教職員や地域の方々も含め、多くの人たちとの経験を通して、将来、社会の中で自立する力を養う場であると考えます。
私自身、教員として生徒と共に過ごす中で、生徒たちが学習活動や学校行事、部活動などに力を合わせて一生懸命に取り組み、互いに切磋琢磨することを通じて、大きく成長する姿を間近に見てきました。
コロナ禍において、こうした学校の活動が制限される時間が長く続きましたが、その際には改めて、学校での生徒同士の触れ合いは貴重なものと実感したところです。
議員御質問の「学校に行く」ことの意味につきましては、学校における様々な体験や経験を通じて、自ら成長し、豊かな人生を切り拓く力を身に付けることにあると考えています。
私は、このように学校に行くことの意味を捉えておりますが、不登校の時期が当該の児童生徒にとっては休養や自分を見つめ直すなどの積極的な意味を持つこともございます。
一方で、不登校による学業の遅れや社会的自立へのリスクなどの懸念もあることから、こうした影響を極力回避できるよう、不登校児童生徒の学びをいかに保障していくかが、速やかに対応すべき重要な課題と受け止めています。
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