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掲載日:2026年1月26日
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埼玉県が目指すDX

埼玉県では、これからの人口減少・超少子高齢化社会の到来を見据えるとともに、近年甚大化している自然災害や日本の安全保障上の脅威等の発生のリスクを見据え、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。
DXは、単なるデジタル化による効率化ではありません。DXは、様々な社会課題を解決するデジタル技術が社会に浸透することで、便利で快適な生活基盤を確保するとともに、これまでなかった新たなサービスを創出する社会変革です。
本県では、そうしたDXの実現に向けて、令和3年度に埼玉県デジタルトランスフォーメーション推進計画を策定し、取り組んでいるところです。本計画をもとに、行政のデジタル化を着実に推進するとともに、社会基盤としてのデジタルインフラを浸透させることで「社会全体のデジタルトランスフォーメーション」を実現し、快適で豊かな真に暮らしやすい新しい埼玉県への変革を目指しています。
本サイトでは、埼玉県が目指すDXについて、DXの概念や本県のDX実現に向けた計画、そして具体的な取組等について、わかりやすくご紹介をしていきます。
【特集】埼玉県が目指すDX

ここまで、埼玉県が進めるDXの基本的な考え方や、行政サービスのデジタル化がどのように進んでいるのかをご紹介してきました。今回は、埼玉県がDXを進めるうえで重視している「DXビジョン」 と「ロードマップ」についてご紹介します。
埼玉県では、着実なDXの実現に向けて令和3年に埼玉県デジタルトランスフォーメーション推進計画を定めました。本計画は3年間の計画で、現在第2期計画の段階です。
本計画では、埼玉県がDXで目指す将来像を「DXビジョン」という形で示しています。また、このDXビジョンを実現するための工程である「ロードマップ」もDXビジョン毎に設定し、公開しているところです。
なぜ「ビジョン」が必要なのか
DXは単に便利なサービスを増やす取り組みではなく、社会の仕組みそのものを変えていく変革です。しかし、変革は「今できること」だけを積み上げても実現しません。そこで埼玉県は、将来の“ありたい姿”を描いた「DXビジョン」を設定しています。
ビジョンがあることで変わること
DXを進めるうえで、ビジョンが果たす役割はとても大きなものです。まず、DXの目的が明確になることで、個々の施策がバラバラに進むのではなく、県全体として同じ方向に向かって取り組めるようになります。また、未来の姿から逆算して考えることで優先順位がつけやすくなるため、「今、何に力を注ぐべきか」がはっきりします。

DXビジョンイメージ
こうした効果によって、ビジョンは単なる“理想の宣言”ではなく、目指すゴールを共有し、みんなが同じ方向へ進むための意識を育てる大切な存在となるのです。埼玉県のDX推進計画では、DXビジョンを、広くDX全体に関わる将来像である「総合ビジョン」、県民、事業者、行政といった対象毎の将来像である「対象別ビジョン」、環境や福祉などの各分野に対する将来像である「分野別ビジョン」に分類し、様々な観点で将来像を設定しています。
未来から逆算する“バックキャスティング”という考え方
従来の行政計画は、現状の課題を積み上げて改善する「フォアキャスティング」が中心でした。フォアキャスティングは堅実な方法ではありますが、既存の枠組みを前提にするため、現状の規制や枠組みそのものを変えるDXのような取り組みでは発想が生まれにくいといった欠点がありました。そこで、本県ではDX推進計画を策定するにあたり、描いた未来像から今やるべきことをさかのぼって具体化する「バックキャスティング」という考え方を取り入れています。バックキャスティングに発想を切り替えることで、より大胆で実効性のある計画を策定できるようになるのです。

ビジョンを実現するためのロードマップ
ビジョンを描くだけでは未来は変わりません。そこで埼玉県は、直近3年間で取り組む施策をまとめたロードマップを策定しています。ビジョンで描いた未来を、バックキャスティングし、そうした将来を実現するための“今の行動”に落とし込んだ実行計画、それが「ロードマップ」です。

ロードマップイメージ
ロードマップは、DXビジョン毎に具体的に実行するための工程や取組を時系列で示しており、毎年度予算の成立に合わせて内容を更新をしています。
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本県のDX推進計画やDXビジョン・ロードマップについては、県ホームページで公開していますので、ぜひ一度ご覧ください。
次回予告
次回は、DXの第一歩である本県がすすめてきた「ペーパーレス化」について詳しくご紹介します。
本県のDX推進に関する情報