環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 令和2年度研究課題一覧 > 令和2年度研究課題(資源 R02-R04 石膏粉の地盤工学的有効利用)
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掲載日:2023年1月11日
石膏ボードは、耐火性、遮音性、施工性等の優れた性能を有するため建築物の壁や天井等の内装材料として大量に使用されています。建築工事現場から排出される廃石膏ボードは、今後大量に排出されることが予想されるため、廃石膏粉の有効利用が大きな課題となります。石膏粉の大口用途として、土木資材分野の土質固化材や改良材等の利用が期待されているが、硫化水素ガスの発生やフッ素の溶出等の環境安全性やコスト等の問題のため、現状有効利用が思うように進んでいません。
本研究では、石膏粉の地盤工学的有効利用の促進を目的とし、石膏粉を土木工事や建築工事で発生する軟弱土の固化材・改良材としての適用可能性を検討するため、改良材として利用する場合の力学的特性及び環境安全性についての評価を行います。
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