エコロードとは

自然公園の地域内等、自然環境の豊かな地域の一般国道及び県道における道路整備において、生態系との共存、再自然化を目指した道路整備手法のことです。例えば、動物の生息域の分断や自動車との接触事故を避けるために、動物の横断が可能な道路構造や動物の進入防止柵を設けるなどの対策を講じたり、やむを得ず貴重な動植物種等の生息地を通過する場合には、周辺の自然環境の現状に配慮しながら、必要に応じ代替の環境整備を行うものです。

野生動物の生息域分断を避けるために道路下に設けられたトンネル

山肌を傷めない工法（従来型）

山肌を傷めない工法（高架式）
現在はこの工法での整備が主流となっています。