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掲載日:2024年6月26日
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令和6年6月26日
5月中旬に実施した麦類ほ場内でのヒメトビウンカの叩き出し調査の結果は33.0頭/m2で、過去10年で最も高い生息密度となりました。6月中旬に実施した早期早植栽培の本田内のすくい取り調査(20回振り)の結果も平均虫数49.9頭と、昨年の平均虫数68.8頭に次ぐ本田生息密度となっています。本年は小麦の出穂が例年より遅く、麦刈り前に本田内すくい取りを実施した地区もあり、さらにヒメトビウンカの生育もやや遅れていたため、6月下旬以降の本田生息密度はかなり高まっていると予測されます。
本虫は黒すじ萎縮ウイルスも媒介するので、多発時は縞葉枯病抵抗性品種であっても防除が必要となります。本虫を対象とする箱施薬を実施していない場合は、速やかに本田での薬剤防除を行いましょう。
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