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掲載日:2024年2月1日

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彩のかがやき

 「彩のかがやき」は埼玉県が開発して埼玉県が育てたお米です。母方にコシヒカリ、父方にササニシキの血統を受け継ぎ、ほどよい粘りとほのかな甘みが身上のこれまでにないおいしさを持っています。

 農業技術研究センター(旧埼玉県農業試験場)で約10年の歳月をかけて育成され、平成17年に品種登録されました。炊きあがりのツヤの良さはピカイチで、おいしさの原点である低タンパクを実現した埼玉県自慢のお米です。

 稲の主要病害虫である「いもち病」、「縞葉枯病」、「ツマグロヨコバイ」などへの複数の抵抗性をもっており、「減農薬栽培」が可能になりました。

彩のかがやきのできるまで

温湯消毒

種籾の温湯消毒の写真

 

 

病気のない元気な苗を育てるため、種籾を60℃のお湯に10分間浸漬し、種子消毒を行います。

農薬を使わない、安全・安心なお米作り技術の一つです。

浸種

種籾を水につけている写真

 

 

種籾を水に浸け(15℃の水で7日間位)、発芽に必要な水分を十分吸水させます。

 

は種

は種機によるは種の写真

 

 

は種機では、土入れ→灌水→は種→覆土までの一連の作業が行われます。

育苗箱1箱に、乾籾で約100g播かれます。また、10aに必要な箱数は20枚程度です。

 

 

育苗(初期)

育苗初期の写真

 

 

育苗箱は苗代に並べられ、保温のためにマットがかけられています。

は種から田植えまでの育苗期間は、25日~35日です。

育苗(後期)

育苗後期の写真

 

 

田植え間近の苗です。葉齢4枚、草丈18cm前後の苗に育てられます。

代かき

トラクタによる代かきの写真

 

 

田植えの4~5日前に田んぼに水を入れてトラクタで耕耘し、土の表面を平らにして水の深さを一定にします。

田植えをしやすくし、苗の育ちを良くするための作業です。

田植え

田植機による田植えの写真

 

 

彩のかがやきでは、5月中旬から6月上旬にかけて田植えが行なわれます。

生育

田植え後30日位の水稲の写真

 

 

写真は、田植え後30日くらいの水稲です。

まもなく中干しを行います。中干しは、田んぼの水を落として土を乾かすもので、土の中にたまったガスを抜き、空気をれて根の働きを良くするために行います。

出穂

出穂した水稲の写真

 

 

田植え後85日位で、穂が出ます。出穂が始まると、穂は開花し、受粉が行われます。

登熟

収穫間近の水稲の写真

 

 

稲穂は熟し、頭を垂れてきました。おいしいお米の収穫までもう少しです。

 

収穫・脱穀

コンバインによる収穫の写真

 

 

出穂後約40日、ついに収穫期を迎えました。丹精込めて育てた稲を、コンバインで刈り取ります。

 

 

籾すり・精米

精米された彩のかがやきの写真

 

 

収穫、脱穀された籾は、籾すりされて籾殻が取り除かれ、玄米になります。

また、玄米を削って、ぬかを取ることを精米と言い、ふだん食べているのは精米されたお米です。

ご飯の写真おいしいご飯を召し上がれ・・・

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お問い合わせ

農林部 さいたま農林振興センター 技術普及担当

郵便番号330-0074 埼玉県さいたま市浦和区北浦和五丁目6番5号 埼玉県浦和合同庁舎2階

ファックス:048-834-5366

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