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掲載日:2024年11月1日
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12月1日は世界エイズデーです。世界エイズデーは世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、毎年12月1日を中心に世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。
鴻巣保健所では、世界エイズデーにあわせて臨時で12月5日(木)に通常検査を実施します。
検査の予約受付は11月1日より開始いたします。
検査の詳細はこちら(別ウィンドウで開きます)をご確認ください。
鴻巣保健所では、性感染症の心配のある方を対象に性感染症検査を無料・匿名で実施しています。
検査の詳細はこちら(別ウィンドウで開きます)をご確認ください。
全国的に梅毒が流行していますが、埼玉県内でも梅毒の届出数が10年間で12倍になり、梅毒患者が急増しています!
梅毒は梅毒トレポネーマという細菌が、粘膜や傷口から侵入し、血液に入ると感染します。
症状は時期によって異なります。
【第1期(感染から約3週間後)】
痛みのない大豆サイズのしこりや太もも付け根のリンパ節の腫れなどが起こりますが、
自然に消えてしまいます。
【第2期(感染から約3か月後)】
全身に赤い発疹が出ます。
【第3期(感染から約3年以上経過)】
ここまで放っておくと、大きいしこりができたり、身体の機能不全や痛みが起こったりすることがあります。
※症状が自然に消えたとしても、治ったわけではありません。適切な治療を受けることが重要です。
治療は、抗生物質を服用します。症状の進行で治療期間は異なりますが、初期であれば、2~4週間程度です。
梅毒を含め、性感染症は、誰もがかかる可能性のあるとても身近な病気です。
性感染症は、感染しないために日頃から予防していくこと、検査で早期に発見し、早期に治療することが大切です。
100%性感染症を防げるわけではありませんが、性感染症の一番の予防法は、コンドームを使うことです。
精液や分泌液に含まれる病原体が粘膜に入ることを防ぎ、感染のリスクを減らすことができます。
不特定多数の相手との性行為は、感染のリスクを高めます。
体調不良時は、抵抗力が低下しています。抵抗力が下がっているときは、性感染症にかかりやすくなります。
また、生理中の性器はデリケートで傷つきやすく、経血から感染することもあります。
ピルは女性ホルモンに作用する避妊薬です。「妊娠をしない=性感染症にならない」ではないので、要注意です。
鴻巣保健所では、性感染症への不安がある方を対象に、月に2回、性感染症の検査を実施しています。
検査の詳細についてはこちら(別ウィンドウで開きます)を御確認ください。
しかし、自分だけが治ったとしても、パートナーが治療していなければ、性行為をすることでお互いにうつしあう(ピンポン感染)ことになります。