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掲載日:2023年10月12日
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結核は2021年から罹患率(=人口10万対年間結核登録患者数)が9.2人となり、日本もようやく低蔓延状態となりました。
2022年の集計でも罹患率8.2人であり、低蔓延状態を維持しています。(※罹患率10人未満=低蔓延状態)
それでも、年間約1万人以上の患者が発生しています。
結核は「昔の病気」ではないのです!
結核は早期発見が重要です
症状だけでは結核か否か判断はできませんが、風邪のような
症状が長く続く場合は早めに受診し、胸部エックス線検査を
実施することが重要です。
高齢になるほど咳等の症状が現れにくく、食欲不振や体重減少
等が続くこともあるため、注意が必要です。
定期的な胸部エックス線検査が重要です
年1回は胸部エックス線検査の実施が重要です。市町村や職場
等で実施される健康診断を年1回は受診するようにしましょう。
目立った自覚症状がない場合でも胸部エックス線検査で発見
される場合があります。
また、胸部エックス線検査の結果で指摘を受けた場合は、放置
せず必ず精密検査を受けるようにしてください。
特定の事業者等には、結核に係る定期の健康診断を行うことが義務付けられています。(感染症法第53条の2)
また、その結果は、保健所への報告が必要となります。(感染症法第53条の7)
詳しくは、こちらを御確認ください。
様式[結核定期健康診断報告書](エクセル:37KB)/(PDF:100KB)
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