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掲載日:2024年4月5日
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建設業界では、就業者の高齢化や若年層の早期離職などにより、将来の担い手確保・育成が大きな課題となっており、就業者の休日や賃金の確保等、処遇の改善のために、働き方改革を進めることが求められています。
建設キャリアアップシステム(以下「CCUS」という)は、建設技能者の技能や経験を蓄積し、処遇改善や現場管理の効率化しようとする制度であり、平成31年4月から本格運用されています。
都市整備部では、CCUSの普及とシステム登録の促進に向け、モデル工事の試行を開始しています。
【令和6年4月1日以降に公告する都市整備部発注工事】
都市整備部が発注する全工事
【令和5年1月4日以降に公告した都市整備部発注工事】
都市整備部が発注する工事のうち、実工事(休日を除く)が30日以上の工事
対象工事のうち発注者が選定する工事
対象工事のうち、発注者指定型以外の工事で、契約後に受注者からの申し出がある場合に、発注者との協議によりモデル工事として選定する工事
モデル工事の現場においてCCUSを活用するために、受注者は以下の項目を実施する。
【令和6年4月1日以降に公告する都市整備部発注工事】
実施項目 | 基準 |
(1)-1技能者情報登録 (土木工事の場合) |
登録技能者率(CCUS登録技能者の総数/技能者の総数)60%以上。 |
(1)-2技能者情報登録 (営繕工事の場合) |
登録技能者率(CCUS登録技能者の総数/技能者の総数)30%以上。 |
(2)就業履歴情報登録 | カードリーダー等を設置し、(1)-1、(1)-2技能者情報登録の対象者の就業履歴情報の登録(蓄積)を全工事期間行なったこと。 |
【令和5年1月4日以降に公告した都市整備部発注工事】
実施項目 | 基準 |
(1)事業者登録 | 元請事業者及び、(3)技能者登録の対象者が所属する下請事業者の登録が完了していること。 |
(2)現場・契約情報登録 | 当該モデル工事の現場情報・契約情報・工事情報の登録を行なったこと。 |
(3)技能者登録 | 1名以上の技能者の登録が完了していること。 |
(4)就業履歴情報登録 | カードリーダー等を設置し、(3)技能者登録の対象者の就業履歴情報の登録(カードタッチ)を30日以上行なったこと。 |
実施項目の基準を達成した場合に、発注者は以下の対応を行う。
モデル工事における実施基準を達成した場合に、成績評定要領の評価項目「5.創意工夫」において1点加点する。
※工事成績評定の加点は、得点割合0.4を乗じた点数となる。
カードリーダー等購入費用や現場でのカードタッチ費用を実績に応じて現場管理費として計上し、変更契約を行うことで、受注者の費用負担を軽減する。
この度、埼玉県とCCUSの運営主体である建設業振興基金が連携し、埼玉県が発注する「建設キャリアアップシステム(CCUS)活用モデル工事」の受注者に対してカードリーダーの無償貸与を実施することにしました。
詳細な内容は建設管理課ホームページ(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
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