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掲載日:2024年12月11日
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整備後のほ場(左)と整備前のほ場(右)
埼玉県では、農業生産の維持・発展のために、経営力の高い農業者の育成や農地の集積・集約化を推進しています。
農地の大区画化などにより、営農条件の改善を図り、経営規模の拡大や高収益を目指す農業者の育成を促進します。
地域ごとの状況や営農上の課題を踏まえて、以下のほ場整備事業に取り組んでいます。
ほ場整備事業のイメージ
整備前の不整形なほ場 方形に整備されたほ場
・大型機械で効率的に耕作ができるようにほ場の区画を大きくします。
・大型機械を使用できるように道路を広げます
・土水路だった用水路をコンクリート水路にして、維持管理をしやすくします
・水田の水はけを改善し、麦やネギ等の畑作物を栽培可能に
現在の農地の区画、道路や水路などを活用して行うほ場整備です。
埼玉型ほ場整備事業のメリット
・現在の区画を活かして整備するので短期間かつ低コストで整備可能
(一般型なほ場整備の約半分の事業期間)
・農業者の費用負担がない
(道路拡幅等に必要な用地を地権者から寄付していただく条件あり)
埼玉型ほ場整備のイメージ
・既存の道水路の位置は動かさず、区画拡大や道路拡幅を行います
・整備後は区画形状に合わせて、貸借により担い手農家に農地を集めます(集積)
・将来的には、耕作しやすいように担い手農家の農地をまとめます(集約)
・道路と水路に囲まれたほ場(ほ区)の中で、畦畔を撤去して区画を大きくします
・今ある道路の位置は変えずに、道路の拡幅を行います
農地中間管理機構が借り入れている農地を対象に実施するほ場整備事業です。
・従来の事業での農業者負担分の事業費を、国が負担して実施する事業です。農業者が費用負担をせずに事業を行えます。
・従来の事業に比べて国が多く費用を負担するため、収益性の向上や生産費の低減などについて、他事業に比べてハードルが高い事業要件があります。
農地中間管理機構関連農地整備事業のイメージ
・水田の水はけを改善し、野菜(ネギ)の作付けを可能にしました。
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