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掲載日:2023年9月29日
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スギを横架材に使用することについて「スギはしなりやすいし柔らかいので、たわみが心配だし仕口も弱いから梁や桁では使うのは不安だ」と思われベイマツ等の横架材を使用されている大工さんや工務店、建築設計士の皆さまにお知らせします。
スギは確かにしなりやすく柔らかいのでたわみやすいと言えます。しかし、下表のように断面を大きくすれば荷重に対したわみも少なくなります。
赤枠は同条件におけるベイマツとスギの寸法差を表しています。(公益財団法人日本住宅・木材技術センターのスパン表を参考に作成)
この表はあくまで代表的な断面のみを用いていますので、公益財団法人日本住宅・木材技術センターが発行している「木造軸組工法住宅の横架材及び基礎スパン表」(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
E70とは日本農林規格(JAS)における強度の機械等級区分になります。同等級のベイマツと比べるとスギは強く、一般に使われるベイマツE110とスギE70は同等の程度の強度を有しています。
埼玉県の調査では県内のスギの約90%はE70以上で占められています。
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