入賞、誠におめでとうございます。本県は今、歴史的な課題に直面しており、大きな転換期を迎えています。急速な少子高齢化と人口減少がもたらす経済環境の変化など、様々な社会課題への対応を急がなくてはなりません。
人口減少下でも経済を成長させ、本県が持続的に発展していくためには、働く一人一人が能力を高め、新たな付加価値やサービスを効果的に生み出せる人材となり、生産性を高めていくことが期待されます。
世界の技術レベルが上がる中、これからのものづくりには新たな価値の創出が求められています。そのために必要とされるものの一つにサステナビリティ、環境に配慮した持続可能なものづくりがあります。
皆さんは、仕事に取り組む情熱を維持し、妥協することなく技術を追求することで、栄えある入賞を手にされました。今後は是非ともサステナビリティなどの視点も柔軟に取り入れ、新たな価値を創出していただきたいと思います。
皆さんは若く、無限の成長の可能性を秘めています。更なる高みを目指し、新しいものを取り入れながら、自らの技能を納得いくまで磨きをかけていただくことが本県産業の発展につながるものと期待しています。

技能五輪全国大会

技能五輪全国大会の概要

青年技能者(23歳以下)の技能レベルの日本一を競う技能競技大会で、その目的は、次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることにおかれています。
詳しくは中央職業能力開発協会のホームページを御覧ください。

第61回技能五輪全国大会の競技結果

第61回技能五輪全国大会は、令和5年11月17日(金曜日)から11月21日(火曜日)まで、愛知県国際展示場（愛知県常滑市）など、13会場で開催されました。
本県からは9職種27名(全国41職種1,010名)の選手が出場し、7職種13名が入賞しました。

**第61回技能五輪全国大会入賞者**
賞名	職種	氏名	所属
銀賞	建築大工	松村拓夢	学校法人ものつくり大学
銀賞	フラワー装飾	池あずみ	テクノ・ホルティ園芸専門学校
銀賞	情報ネットワーク施工	村田博規	エクシオグループ株式会社
銀賞	情報ネットワーク施工	渡邉翔	エクシオグループ株式会社
銅賞	電工	髙橋拳士郎	株式会社関電工埼玉支店
銅賞	フラワー装飾	粕川留奈	テクノ・ホルティ園芸専門学校
銅賞	冷凍空調技術	金城真里子	JR東日本テクノロジー株式会社
敢闘賞	プラスチック金型	針生定東	富士電機エフテック株式会社
敢闘賞	プラスチック金型	福岡シャーハリド	富士電機エフテック株式会社
敢闘賞	家具	藤井駿一	学校法人ものつくり大学
敢闘賞	建築大工	坂本源	学校法人ものつくり大学
敢闘賞	情報ネットワーク施工	石垣海翔	エクシオグループ株式会社
敢闘賞	情報ネットワーク施工	福嶋凛道	エクシオグループ株式会社

技能五輪国際大会（国際技能競技大会(World Skills Competition)）

技能五輪国際大会の概要

参加各国における職業訓練の振興と青年技能者の国際交流、親善を図ることを目的とし、ワールドスキルズインターナショナル(WSI：WorldskillsInternational)が運営しています。2年に1度(奇数年)開催されており、大会の参加資格は、大会開催年に22歳以下であることとなっています。
詳しくは中央職業能力開発協会のホームページを御覧ください。

第47回技能五輪国際大会の競技結果

第47回技能五輪国際大会は、令和6年9月10日(火曜日)から9月15日(日曜日)まで、フランスリヨン市で開催され、本県からは3名の選手が出場しました。

**第47回技能五輪全国大会出場者**
職種	氏名	所属
建設コンクリート施工	坂本匠	ものつくり大学
建設コンクリート施工	笹野隼平	ものつくり大学
水技術	髙島旺亮	水ingAM株式会社

技能グランプリ

技能グランプリの概要

技能グランプリは、熟練技能者が技能の日本一を競い合う大会で、2年に1度開催されます。出場選手は、技能検定試験の特級、1級及び単一等級の資格を持つ国内トップレベルの技能士です。技能五輪全国大会が青年技能者(原則23歳以下)を対象とした技能競技会であるのに対し、技能グランプリは年齢に関係なく、熟練技能を競う全国規模の技能競技大会です。
詳しくは中央職業能力開発協会のホームページを御覧ください。

第32回技能グランプリの競技結果

第32回技能グランプリは、令和6年2月23日(金曜日)から2月26日(月曜日)まで、福岡県の西日本総合展示場などで開催され、30職種379名が技能日本一を競いました。
本県からは6職種9名の選手が出場し、5職種6名が入賞しました。

**第32回技能グランプリ入賞者**
賞名	職種	氏名	所属企業	所属団体
銀賞	婦人服製作	大野亜紀子	株式会社プラス・ワン	埼玉県洋裁技能士会
銀賞	建築大工	角田脩一	家の巧株式会社	建設埼玉技能士会
銀賞	園芸装飾	小川功	株式会社上尾グリーンガーデン	埼玉県インドア・グリーン協会
銀賞	タイル張り	山本英樹	株式会社山本タイル工業	埼玉県タイル煉瓦工事工業組合技能士会
銅賞	婦人服製作	鈴木照子	ドレスメイキングショップTERU	埼玉県洋裁技能士会
敢闘賞	壁装	東風谷誠	株式会社タタミのアライ	埼玉県表具内装組合連合会技能士会

若年者ものづくり競技大会

若年者ものづくり競技大会の概要

職業能力開発施設、工業高等学校等において、原則として、技能を習得中の企業等に就業していない20歳以下の若年者を対象に、これら若年者に目標を付与し、技能を向上させることにより若年者の就業促進を図り、併せて若年技能者の裾野の拡大を図ることを目的としています。
詳しくは中央職業能力開発協会のホームページを御覧ください。

第19回若年者ものづくり競技大会の競技結果

第19回若年者ものづくり競技大会は、令和6年7月31日（水曜日）から8月1日（木曜日）まで、群馬県のGメッセ群馬などで開催され、本県からは3職種3名の選手が出場し、3名全員が入賞しました。

**第19回若年者ものづくり競技大会入賞者**
賞名	職種	氏名	所属
金賞	木材加工	友部陽希	学校法人ものつくり大学
金賞	建築大工	細田悠奈	学校法人ものつくり大学
敢闘賞	ウェブデザイン	渡辺光	埼玉県立三郷工業技術高等学校

アビリンピック（障害者技能競技大会）

アビリンピック（障害者技能競技大会）の概要

アビリンピックは、障害のある方々が日頃職場などで培った技能を競う大会です。障害のある方々の職業能力の向上を図るとともに、広く障害者に対する社会の理解と認識を高め、障害者の雇用の促進と地位の向上を図ることを目的としています。
全国アビリンピックについては独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構のホームページを御覧ください。

第20回アビリンピック埼玉大会2024

第20回アビリンピック埼玉大会2024(埼玉県障害者技能競技大会)が、下記日程で開催されました。

日時：令和6年7月6日(土曜日) 午前9時～午後4時

会場：国立職業リハビリテーションセンター(所沢市並木4-2)

詳しくは独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構埼玉支部のホームぺージを御覧ください。

【募集は終了しました】埼玉大会未実施競技種目の第44回全国障害者技能競技大会出場希望選手の募集について

令和6年11月22日（金曜日）から24日（日曜日）に愛知県国際展示場で開催予定の「第44回全国障害者技能競技大会（第44回全国アビリンピック）」に、埼玉県未実施競技種目の選手として出場を希望する方を募集します。

募集の目的

第20回アビリンピック埼玉大会2024で実施しない次の競技種目について、十分な技能を有し、全国大会への出場意欲のある方の出場機会を確保する。

【対象となる競技種目】
洋裁、家具、機械CAD、建築CAD、義肢、歯科技工、データベース、コンピュータプログラミング、製品パッキング、ネイル施術、写真撮影、パソコン組立、縫製（知的障害者に限る）、木工（知的障害者に限る）

募集期間（全国大会推薦までのスケジュール）

参加希望者登録票の提出期限：令和6年7月22日（月曜日）まで
全国大会推薦可否の決定通知：令和6年7月24日（水曜日）頃
（推薦可の場合）全国大会出場に係る書類の提出：令和6年7月29日（月曜日）まで

応募方法

「第44回全国障害者技能競技大会地方大会未実施競技参加希望者登録票」（エクセル：69KB）に必要事項を記入し、下記応募資格の2を満たしていることが確認できる証明書類を添付のうえ、メールにて提出。

【提出先】
埼玉県庁産業人材育成課技能振興担当
メール：a4590-02@pref.saitama.lg.jp

応募資格

下記1及び2をどちらも満たす方

1 次の(1)～(5)の全てに該当する方

(1)次のイからハまでのいずれかに該当する方
イ障害者の雇用の促進等に関する法律第2条第2号及び第3号に規定する身体障害者
ロ障害者の雇用の促進等に関する法律第2条第4号及び第5号に規定する知的障害者
ハ障害者の雇用の促進等に関する法律第2条第6号に規定する精神障害者
(2)令和6年4月1日現在において満年齢15歳以上の方
(3)次のイからハまでのいずれかに該当する方
イ埼玉県内に在住している
ロ埼玉県内の事業所等に勤務している
ハ埼玉県内の障害者職業能力開発施設又は特別支援学校等に在籍している
(4)第44回全国障害者技能競技大会に参加可能な体調の方
(5)参加を希望する競技種目において、全国障害者技能競技大会の直近5大会で金賞を受賞していない方

2 次のa～fのいずれか一つ以上に該当する方（該当することを証明する書類の添付が必要です。）

a 全国アビリンピック等への参加実績がある
b 競技に関連する職務への従事経験がある（2年以上）
c 競技に関連する資格を有している
d 類似するコンテスト・技能競技大会等において入賞実績がある
e 関連するカリキュラム等の学習・訓練経験がある（修了している又は在籍中であること）
f 希望者が所属する企業・施設等の長又は業界団体からの推薦がある

選手の決定

参加希望者登録票等を確認の上、選考基準に基づき推薦選手を決定します。

その他

選考結果については、選考が終わり次第個別に通知します。
推薦可の場合、選考結果通知の際に全国大会出場に係る書類の様式を送付します。
選考基準に基づき全国大会に推薦可能か判断するため、必ずしも全国大会に出場できるわけではありません。あらかじめご了承ください。

第43回全国アビリンピックの競技結果

第43回全国アビリンピックが、令和5年11月17日(金曜日)から19日(日曜日)まで、愛知県の愛知県国際展示場で開催されました。本県からは9種目9名(全国25種目369名)の選手が出場し、3種目3名が入賞しました。

**第43回全国アビリンピック入賞者**
賞名	種目	氏名	所属
金賞	パソコン操作	糸野海生	国立職業リハビリテーションセンター
銅賞	喫茶サービス	石倉安七	第一生命チャレンジド株式会社
努力賞	表計算	乙津裕治	国立職業リハビリテーションセンター

国際アビリンピック

国際アビリンピックの概要

1981年(昭和56年)の国際障害者年を記念してはじまったもので、障害者の職業的自立の意識を喚起するとともに、事業主及び社会一般の理解と認識を深め、さらに国際親善を図ることを目的としています。技能競技やデモンストレーションの他、海外を含めた企業等による障害者雇用の取組や最新の就労支援機器などの展示・実演、国際会議などのイベントも同時に開催されています。開催国の障害者関係団体が主催団体となり、国際アビリンピック連合(IAF)と国際リハビリテーション協会(RI)との共催で4年に1度開催されています。
詳しくは独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構のページを御覧ください。

第11回国際アビリンピック

第11回国際アビリンピックが、以下のとおり開催されます。

日程：令和9年5月10日(月曜日)から5月14日(金曜日)（予定）

会場：フィンランド(ヘルシンキ)

詳しくは独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構のページをご覧ください。

第10回国際アビリンピック(代替大会)

令和4年4月に中止となりました第10回国際アビリンピック(ロシア大会)の代替大会が、以下のとおり開催されました。

日程：令和5年3月22日(水曜日)から3月25日(土曜日)

会場：フランス(メッス)