避難所における食中毒の発生防止について
避難所においては、高齢者や乳幼児を含め、多くの方が集団で近接して生活する状況にあるため、食中毒が発生した場合には大規模化、重篤化するおそれがあります。
また、気温や湿度が高くなると食べ物は腐りやすくなり、食中毒がおこりやすくなります。
以下の点に留意し、避難所における食中毒の発生を防止しましょう。
1.食品の保管について
- 食品は消費(賞味)期限内に食べましょう。
- 冷暗所での保管を心がけるなど、温度管理に気を付けましょう。
2.避難所での食事について
- 食事の前には、よく手を洗いましょう。
- 水が十分に確保できない場合には、ウェットティッシュなどを活用しましょう。
- 避難所では、出された食事はすぐに食べましょう。
- 開封してしまった食品、また、配布されてから時間が経ち過ぎた食品は、思い切って捨てましょう。
3.食事を提供する際の衛生管理について
- 調理や配布の前には、流水でよく手を洗いましょう。
- 水が十分に確保できない場合は、ウェットティッシュなどを活用しましょう。
- 調理従事者は手指の消毒を心がけましょう。
- 下痢、発熱、手指に傷がある方は、食品の調理や配布を行わないようにしましょう。
- 加熱が必要な食品は、中心部までしっかり加熱しましょう。
- 調理を行う場所や食器などは、可能な限り清潔を保つようにしましょう。