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掲載日:2022年3月11日
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先発医薬品(新薬)と有効成分が同じで、同等の効果があると厚生労働省から認められている医薬品です。
先発医薬品が長年使われて、特許が切れた後に発売されます。
ジェネリック医薬品は「医療用医薬品」ですので、医師の処方に基づき交付されます。
先発医薬品をジェネリック医薬品に変更したい方は、医師や薬剤師に御相談ください。
ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じように有効成分が体の中で吸収されるかを確認する試験などが行われて、品質は先発医薬品と同等であると厚生労働省から認められています。
ジェネリック医薬品の中には、医薬品のメーカーによって飲みやすい形や大きさに変えるなどの工夫が図られているものもあります。ジェネリック医薬品は、先発医薬品と異なる添加剤を使用する場合が多くありますが、添加剤の違いによって、有効性・安全性に違いが生じないことを確認しています。患者さんの体質によっては、添加物が原因でアレルギー反応などの副作用等を引き起こすことがまれにありますが、これは、先発医薬品であってもジェネリック医薬品であっても、同様に起こりうることです。
ジェネリック医薬品は、先発医薬品に比べて研究開発費が大幅に抑えられますので、価格を安く設定しています。
品質が劣るから安いわけではありません。
現在はジェネリック医薬品が続々と開発されていますが、先発医薬品の中には、特許期間中のものなど、ジェネリック医薬品が存在しないものもありますので、医師又は薬剤師に御相談ください。
以前は処方箋に「銘柄名」(特定の品名)が主に書かれていましたが、厚生労働省では、平成24年4月以降、「一般名」(成分名)を処方箋に記載することを推進しています。
これにより、処方箋を受け付けた薬局の薬剤師が、記載された成分を含む医薬品(ジェネリック医薬品を含む。)の中から患者さんに最適なものを選ぶことができます。薬局でも、銘柄を多種類揃えなくて済むため、薬局の在庫負担の軽減にもつながります。
日本では、82.4%(令和3年10月時点:出典【厚生労働省】調剤医療費の動向調査)です。
医療保険財政の適正化と国民負担の軽減のため、さらなる使用促進を図っているところです。
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