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掲載日:2023年3月29日
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お知らせ
「ゲートキーパー」とは、直訳すれば「門番」という意味です。
自殺対策におけるゲートキーパーとは、「地域や職場、教育、その他様々な分野において、身近な人の自殺のサインに気づき、その人の話を受け止め、必要に応じて専門相談機関につなぐなどの役割が期待される人」のことで、言わば、「命の門番」とも位置づけられる人のことです。
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多くの県民の皆様にゲートキーパーの役割を担っていただくことで自殺予防につながるよう、ゲートキーパー啓発動画を作成しました。
「悩みに気づくこころ支えるゲートキーパー」(15秒版)
「悩みに気づくこころ支えるゲートキーパー」(60秒版)
テキストページリンク:https://www.pref.saitama.lg.jp/a0705/suicide/gatekeeper_keihatu_naiyo.html
多くの県民の皆様にゲートキーパーの役割を担っていただくことで自殺予防につながるよう、ゲートキーパー研修動画を作成しました。
この動画は「ゲートキーパー」の役割や意義をドキュメンタリー風に解説する研修用動画なります。
「悩みに気づくこころ支えるゲートキーパー」(20分研修動画)
テキストページリンク:https://www.pref.saitama.lg.jp/a0705/suicide/gatekeeper_kensyu_naiyo.html
自殺の「危険因子」としては、次のようなことが挙げられます。(参考:厚生労働省「誰でもゲートキーパー手帳 第2版」)
ゲートキーパーになるために特別な資格はありません。
次の5つの点に心がけて、自殺の危険を抱えた人に関わることが出来れば、あなたもその日からゲートキーパーです。
県内でもゲートキーパー研修を実施している市町村がありますので、お住まいの市町村へお問合せください。
自殺に気持ちが傾いている人の多くは、「死にたい」のではなく、困難な問題や苦痛から「抜け出したい」、そのことを「終わらせたい」と考えています。自殺を決意しているわけではなく、実際には「生きること」と「自殺すること」の間で気持ちが揺れ動いているのです。
また、自殺の「危険因子」を満たしていて、潜在的に自殺の危険が高いと考えられる人に以下のようなサインが認められた場合に注意が必要です。
家族や身近な人のちょっとした変化に気づいてください。
家族や身近な人の様子がいつもと違うとき、もしかしたら悩みを抱えているかもしれません。
声をかけることは勇気のいることですが、声をかけてもらえることで、気持ちが楽になることがあります。
「声かけ」の一例
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相手の話を聴くときは、耳を傾け、その言葉と気持ちを受け止めることが大切です。
また、相手の感情に共感、支持することが大切です。そして、十分に話を聴いてから、「話してくれてありがとうございます。」「大変でしたね。」などのねぎらいの気持ちを言葉にして伝えましょう。
「聴く」ための5つのポイント
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相談機関へつなぐためには、まず私たちが相談窓口を知っておく必要があります。
様々な相談機関がありますので、相手の話を丁寧に聴き、相談窓口の情報を提供しましょう。
一人で相談機関を訪れることが不安な場合があります。その場合は、相手の了解を得たうえで、直接相談機関に連絡を取り、相談日時や場所等具体的に設定し、可能であれば一緒に訪れるのもポイントです。
相手の変化に気づき、声をかけ、話を聴き、相談機関へつなぐことを繰り返すことが、見守ることになります。
見守ることは、相手が「自分のことを気にかけてくれている人がいる」と実感してもらえるような関わりです。
相談機関につないでも、すぐに元気になるわけではありません。
相談機関につないだ後も、必要があれば相談にのることを伝え、今までどおり温かく見守りましょう。
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