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掲載日:2021年10月29日

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新型コロナウイルス対策本部会議後の知事発言内容(10月29日)(テキスト版)

    私の方からお知らせをさせていただきたいと思います。まず緊急事態宣言が解除をされてから1か月が経過をしようとしています。埼玉県における新規陽性者におきましても、県民の皆様や事業者の皆様の御協力のおかげで1桁であることも珍しくなく、本日は12名の新規陽性者となりました。改めて県民の皆様、事業者の皆様、医療機関、福祉機関等の施設等の関係者の皆様に御礼を申し上げたいと思います。
   本日、本部会議において、10月31日以降のイベント等の開催について、一部緩和をすることについて決定いたしましたので御報告いたします。それでは御報告いたします。まず、イベント等の開催につきましては、国の基本的対処方針に基づく緊急事態宣言解除後、1か月程度の経過措置として、人数上限を10月30日までは1万人としていることを要請をいたしました。現在、感染状況が落ち着いていることに加えまして、30日で先ほど申し上げた1か月の経過措置が経過することから、イベント等の開催について緩和を行いたいと思います。他方、国等では大規模イベント分野におけるワクチン検査パッケージの技術実証が行われております。31日以降は、特措法に基づく要請は行いませんが、主催者においては、技術実証の結果を踏まえつつ、人と人との間隔をできるだけ1メートル開ける等の感染防止対策を、講じる範囲で開催をするように、お願いをさせていただきます。人数上限につきましてはこれまで最大1万人としておりましたけれども、今後は収容定員の50パーセント、もしくは5,000人のいずれか大きい方とさせていただきます。したがって収容定員2万人以上の施設においては、1万人を超えるイベントの開催が可能となります。また、収容人員が設定された内容のところについては、これはこのイベントでも1メートル以上開けるようお願いしておりますし、飲食についても、埼玉県では1メートル以上間隔を開けることをお願いをしています。同様に、収容人員が設定されてないようなもの、例えば野外フェスだとか、全国的あるいは地域的なお祭り、広域的なお祭りなどでは、1メートル以上の間隔をあけられるようにしていただきたいと思っています。なお、これまで営業時間は午後9時まで、また酒類提供の自粛をイベントにおいてもお願いをしてまいりましたが、これにつきましても、飲食店等と同様に、これらの要請は解除をしたいと考えています。以上が、先ほどの本部会議で決定した事項についての報告でございます。
   また、このイベントの解除に伴いまして、次に警戒区域のアラート等についても定めることといたしましたので、御報告をさせていただきたいと思います。先ほど話したとおり、現在、感染状況は落ち着いているところであります。他方で、専門家会議等でも指摘がありましたけれども、次にある感染拡大、いわゆる第6波が、いつ来ても不思議ではない、こういった御指摘もございました。こういう中で、緊急事態宣言、あるいはまん延防止等重点措置等の法律に基づく要請、あるいは自粛のお願い、こういったものをこれまで行っておりましたが、仮に第6波が発生をするという場合にも、その山を可能な限り、大きくしないことが重要であり、そのためには、感染拡大の兆候をいち早く把握をして、県民や事業者の皆様に速やかな行動変容を促していくことが必要であります。そこで、現状においては、つまりまん延防止等重点措置等が起きる前においては、地域的に、警戒の情報発出をさせていただき、例えば一律で、県の中で例えばですけども、4人以下で食事をしてくださいとか、9時までとかそういった話ではなくて、地域ごとにこれらのアラート、警戒の警報を発信させていただいて、そこに応じて、行動変容を促すということを決定をさせていただきました。なお、これらの、これから御説明をする警戒区域アラート等の設定につきましては、市町村に御意見を既にお伺いをさせていただくと同時に、感染症専門家会議のメンバーの皆様にも意見を伺った結果、このような形にさせていただいています。例えば、県内の市町村において、ステージⅡ相当になる場合には、これ具体的に申し上げると、前の週の同一曜日と比較して、新規陽性者が増加した日が、直近7日間のうち4日間以上、つまり、1週間前から見て4日間以上はその前の週よりも増えたり、こういった曜日がある日には注意報を発生をいたします。注意報を発生をいたします。この注意報、これですね、注意報ですけども、ここでこれが逆に直近7日間のうち、それが増える日が減っていったら、つまりその0になったら解除しますけども、その時には基本的な感染防止対策を改めて徹底をするよう、注意をしていただくことを呼びかけます。具体的には、3密の回避、マスクの着用などを改めて徹底的にお願いしたいということを、注意報として出します。そして、ステージⅢ以上、これは直近7日間における人口10万人当たりの新規陽性者が、例えばその市、町、村で15人以上になった場合には、警戒区域アラートというのを出させていただき、法律に基づくわけではございませんが、この基本的対策に加えて、不要不急の外出を控えてください。そして、混雑する場所や時間は避けてください、長時間、大人数での食事は避けてください。こういったことをお願いをすることになります。なお、これ以上になると、おそらくまん延防止等重点措置があるいは緊急事態になろうかと思っています。この注意報とアラートですけれども、これにつきましては、県のホームページ、あるいは県の公式スマートフォンアプリ、ポケットブックまいたま、また相当多くの方に加入いただいてますが、ラインの埼玉県新型コロナ対策パーソナルサポートなどで、お知らせをさせていただきます。また、仮にこの警戒区域アラートが出る場合には、その県の、先ほど申し上げた広報媒体に加えて、市町村にも御協力をいただくことになっています。それぞれの市町村によって違いますが、例えば、ある市町村ではそれぞれの防災無線等で呼びかけていただく場合もあるというふうに聞いております。なお、国では、ステージⅢ相当段階を、新型インフルエンザ等対策特別措置法31条の4項で定めるまん延防止等重点措置として実施すべき区域として指定する目安にしていますが、国が県全体にかけてその中で、これらの地域にかけるのが、この31条の4項の組立になってますその前の段階で、一部の地域がこのような状況になった時には、警戒を出させていただくということになります。なお直近7日間における人口10万人当たりの15人というのはあくまでも、これらの判定する要素の一部でありますので、本県が、直ちに全体がまん延防止等重点措置に指定されずとも、ここではしっかりとアラートを出させていただいて警戒をしていただきたい。県民・事業者の皆様につきましては、是非ともこれらの、注意報、警戒区域アラート、我々も適時適切に発出をさせていただいてまいりますので、可能な限り、これらの深刻な状況が、起きないよう御協力をお願いをしたいと思います。
私からは以上でございます。

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