トップページ > くらし・環境 > 環境・エコ > 水環境 > 川の国応援団 > 川のボランティア体験講座 > 『イベント報告』平成30年5月12日(土曜日)森林のパワーで癒されながら、川のボランティアをプチ体験しましょう
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掲載日:2018年12月13日
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おかげさまで、平成30年5月12日の「川のボランティア体験講座」は終了しました!
お天気にも恵まれ、まさに新緑の児沢の雰囲気を味わいながら、楽しく開催することができました。
御参加くださった皆様、本当にありがとうございました!
きれいなカワトンボやシュレーゲルアオガエル、初めてご覧になった方も多かったのではないかと思います。
また、企画に御協力くださった多くの皆様にお礼申し上げます!
主催団体の方々がHPに当日の様子をアップしてくださっています。ぜひ、ご覧ください。
主催団体の比企の川づくり協議会、比企自然学校、岩殿満喫クラブ、児沢探検隊を代表して、比企の川づくり協議会の渡辺代表から御挨拶がありました。
第1部「川を学ぶ」として座学、第2部「自然観察体験」を児沢で行いました。
第1部では3つの講義があり、はじめの「比企地域の川の歴史・自然を学ぶ」では、比企の川づくり協議会山本正史さんから、児沢に降った雨が東京湾にいたるまでの川の様子を、写真で追いかけました。
次の「トンボはどんな生き物か」は、東松山自然倶楽部代表の金子恒雄さんによる、とても美しいトンボの写真を見ながらのお話しで、児沢だけでも10種を超えるトンボが見られることに驚きました。
3番目に「ボランティア活動を始めたきっかけ」として、比企自然学校代表の櫻井行雄さんが、自宅の庭で見られるホタルの数が減ったことをきっかけに、川、里山とどんどんフィールドも仲間の輪も広がりながら、”自分たちが「楽しいこと・できること・納得できること」をモットーに活動していることを御紹介いただきました。
第2部「自然観察体験」は、高坂丘陵市民活動センターから児沢へ生き物観察をしながら向かいました。
金子さんの解説で、カタバミの葉っぱで10円玉を磨くとびっくりするほどピカピカになることや、カワトンボを捕まえて赤い羽と青い体のコントラストに驚いたりしました。
児沢に到着すると、児沢探検隊の三本さんと県立川の博物館の藤田研究員が、谷津田再生の活動や児沢で捕まえた生きものを紹介してくれました。シュレーゲルアオガエルは成体(大人)、卵塊、オタマジャクシがみられたので、成長過程がよく分かりました。ザリガニもハサミを振り上げて格好良かったです!
集合写真です。
児沢を出発してセンターに戻る途中で、今度はシオカラトンボの雌雄を見ることができました!「♪トンボのメガネは水色…」はシオカラトンボの、しかも雄の目の色のことなんですね!
比企自然学校にも立ち寄りました。自宅のストーブ用の薪(たきぎ)を入手するのが目的だったはずが、販売まで手掛けることになりました、という櫻井さん。「ミイラ取りがミイラに」とおっしゃっていましたが、ひょんなことが、仲間との里山保全活動になるなんて素敵ですね。
講座翌日は母の日。吉見産のカーネーションをお持ち帰りいただきました。
「ボランティアをしたいけど、機会がない」という皆さん、プチ体験ができる『川のボランティア体験講座』に参加しませんか?
第1回は、比企地域の「ちごさわ(児沢)」で行います。
比企地域の川の歴史や自然について学んだ後、児沢で生き物調査などのボランティア体験を行います。
御参加いただいた方には、翌日の母の日にちなみ、地場産(吉見町)のカーネーションをプレゼントします。
平成30年5月12日(土曜日)9時30分~12時30分雨天決行
高坂丘陵市民活動センター及び児沢(ちごさわ)
第1部川を学ぶ
比企地域の歴史や生き物、植物などについて学ぶほか、 ボランティアの経験者のお話があります。
第2部ボランティア体験・自然観察
児沢で生き物調査などのボランティア体験を行います(雨天の場合は、室内で水質調査を予定)。
川やボランティアに関心のある方 30名(申込順)
※就学児以上。小学生は保護者同伴
※往復で3km程度、歩きます。
無料
比企の川づくり協議会、児沢探検隊、比企自然学校、岩殿満喫クラブ、埼玉県環境部水環境課
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