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掲載日:2024年1月26日
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皆さんは、ガソリンベーパーという言葉を知っていますか?
ガソリンベーパーは、自動車を利用する私たちにとても身近な、大気汚染の原因になる物質です。
ガソリンベーパーとは、ガソリンが蒸発して気体となった蒸気(Vapor)のことで、ガソリンスタンドで自動車へ給油する時に出るにおいの正体です。
給油時だけでなく、走行時や駐車時にも自動車から大気中に放出されています。
ガソリンベーパーは揮発性有機化合物(VOC)※1の一種であり、PM2.5(微小粒子状物質)や光化学スモッグの原因にもなることから、大気への排出を抑制していく必要があります。
※1 揮発性有機化合物(VOC)とは、蒸発しやすく、大気中で気体になる有機化合物の総称です。ガソリンベーパーの他にも、トルエン、キシレン、酢酸エチルなどがあります。
現在、タンクローリーからガソリンスタンドにガソリンを荷卸しする際に生じるガソリンベーパーについては、県の条例に基づく排出抑制対策を実施しています。
今後は、自動車への給油時や、自動車の駐車時におけるガソリンベーパーの排出対策が全国的に進められます。
県では、近隣都県・政令市(九都県市※2)と連携して、国や業界の動向を見据えながら引き続きガソリンベーパー対策に取り組んでいきます。
詳細は、以下の九都県市関連リンクをご覧ください。
※2 九都県市は、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市で構成されています。
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