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掲載日:2023年9月13日
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地中の温度は年間を通じてその地域の平均気温程度に保たれており、夏季には外気温よりも低く、冬季には外気温より高いという特徴があります。空調、給湯、融雪などにこの特徴を利用することで、省エネによるコスト削減、CO2排出量の削減、ヒートアイランド対策などにつながります。
地中から熱を取り出すために地中熱交換器内に水や不凍液などを循環させます。ヒートポンプというシステムにより循環させた液体から熱を取り出し、冷暖房や給湯に利用することができます。
地中熱利用システムについてはクローズドループシステム以外のシステムもあり、設置場所の特徴に合わせたシステムの選択が必要となります。
地中熱利用システムについてはクローズドループシステム以外のシステムもあり、設置場所の特徴に合わせたシステムの選択が必要となります。
地中熱利用のメリットをまとめたリーフレットを作成しました。
平成30年度から令和2年度の3年間、県内の5地点に地中熱ヒートポンプシステムを設置してモニタリングテータを収集し、埼玉県の気候における地中熱エネルギーの省エネ性や地中熱を利用することによる地下環境への影響評価などを、環境科学国際センターと共同で行いました。
県内4地点の大気測定局(飯能、羽生、宮代、春日部)において、地中熱ヒートポンプと空気熱ヒートポンプの省エネ性能やCO2・電気料金削減効果を算定した結果、埼玉県においても地中熱ヒートポンプの省エネ効果が高いことが確認できました。
地中熱交換井の必要深度を算出し、冷暖房の最適掘削深度をマッピングした結果、最適掘削深度が100m前後を示す地域が多く、埼玉県の全域で地中熱利用が可能であることなどがわかりました。
[詳細版](PDF:1,472KB)(別ウィンドウで開きます)
地中熱利用システムを導入する事業者に対して補助金を交付します。
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